<マナティース・ユルミル>
種族ブロイティナ。クルクート王国王都メランに生まれる。
<オーダ・フェンテ>
種族ブロイト。アルメイラス共和国首都アルメイラスに生まれる。
シャン王に他国から嫁いだフェンテ王妃の出生地は明言されていないが、大陸西端のクルクートと唯一(?)国境を接するアルメイラス出身と考えるのが自然。
クルクートとアルメイラスはかつて戦争をしていたが、現在は交流が進み発展に欠かせない国だということがシャンの部屋にある歴史書から読める。
両国に利益をもたらす戦略的な婚姻に至ったのだろう。
「アルメイラス」と「フェンテ」という共通のワードは偶然なのだろうか。
王妃のフェンテがファーストネームである可能性もあるが、仕える主人を指してメイドが口にしていたことから家名の一つではなかろうか。
人物辞典によると、王都メランに生まれたマナがオーダと隠遁生活を送っていた理由は不明。オーダはマナにも理由を教えていないらしい。
マナの母フリアについては作中で度々言及されるものの、父親については一切の情報がない。
母が心労で亡くなった後、マナを育てたのがなぜ父親ではなくオーダなのか。父親は存命ではないのか。
オーダの種族がブロイトということは、オーダの姉フリアもおそらくブロイト。
クルクートの宿屋に置いてある本によると、種族情報は次の通り。
デュークリィ共存等級種(ガルハラルド教国発表)
第1級1種人 ヒューマン
第1級2種亜人 ナーティア
第1級3種亜人 ブロイト
第2級1種亜人 セティナ
第2級2種魔族 ファルベリナ
第2級3種獣人 フェアトリス
第2級3種魔族(原文ママ) ロジェ
第3級1種竜人 オーガル
第3級2種使徒 メルフィルス
第3級3種鳥人 ルミナール
第3級4種獣人 ベルケット
特別保護種 ニーフリア
分別不能 リ・ドール
フリアの娘マナティースの種族がブロイティナなので、ユルミル姓の父親の種族はセティナだろう。
ユーラ救出の際にセティナは神族であることが明言されている。
(余談だが、メルフィルスとセティナのハーフらしいユーラの種族が「メルティア」なのは特殊な命名規則?「メルティナ」としないとナーティアとの混血に見える。)
ミナンナがセティナなので、この種族が社会的に重要な地位にあるとは限らない。
だが、何故オーダは王都で暮らしていたマナを人目の付かない地に連れ出したかというと…?
ゲーム内の情報から追えるのはここまで。
王都の有力者かもしれない父と、王族と婚姻できるほど名家の血を引く母から生まれた令嬢だったかもしれないという妄想。