私の知人で、やりたいことが沢山あって目をキラキラさせながら生きてる人がいる。

また、昨日突然連絡が来た修行時代の友人は、うつ病で休職してると報告してきた。


いつかは終わるこの有限な時間の中で欲しがったものは、いずれは消えてなくなる。魂が残るという人もいるが、私にはそうは思えない。前世も覚えてない私に、来世があるとは思えない。


色んな経験をしても、その記憶は消えていく。

どんな偉人でも、せいぜい教科書やウィキペディアに載る程度のものだ。過去の人には関係ないものになる。


考え尽くしたこの何年間かで、私の方針は定まっていった。得るために生きるのではなく、理念のために生きようと思っている。


他者に対しての貢献をすることが、私にとってのテーゼになっている。これもまたいずれは時間の中に消えていく貢献だが、自分が貢献して多少でも良くなった世界を遺していきたいと思っている。


大切にしたいと思う人たちはいても、死ぬ気で守りたいものとか、抗いたいものはない。

何もないというのは、気持ちが良くて、絶望と表裏一体になっている。

ゼロを1にするにはものすごい力がいる。

私にとっての1は、理念を持つことである。

支えになるものは、人やコミュニティなどの可変的なものより、概念などの不変的な指針であるほうがよい。それを得るために時間を掛けたことが、今になって救いになっている。再構築することは、いつからでも可能だ。