私の中の何かが一旦終わって

また始める。


これまでずっと、私の過去が作り上げてきた、「すべきこと」をやってきた。どれもそれなりの形になって、フィードバックできるくらいの経験値をつけて、自分なりに達成してきた。


これから何かが変わっていくかは分からないけれど、とりあえずこれまでの経験は無駄にはならないと思うから、これからのことだけを考えていこうと思う。

田舎町での教員生活が終わった。



楽しいこともあったが、それよりも多くの障壁が私を悩ませていた。けれど「始まれば終わる」という言葉にあるように、なにごとも終わってみれば、そのプロセスには意味があったのかなって、思い直せる気がする。

描いていたようなサクセスストーリーには程遠く、ずっと私ひとりの淋しいストーリーの中を生きてきたけれど、「苦労しなきゃ強い人間にはなれない」「若いうちに苦しい経験を積んでおけ」という旧来の価値観が中心を占めていたように思う。それは完全に間違いではなかったけれど、体調を崩してまで苦労しなきゃいけない訳ではないのは身をもって知ることができた。

これから突然楽になる訳ではないが、「苦しみを少しずつ手放す」というタスクを自分なりに実践していきたい。
これからも失敗はするだろうし、同じような間違いをなんどもするだろうが、自分自身の狭い考えに囚われていたこれまでの自分から、薄皮一枚でも脱皮できればと思う。

今日は役所に転出届けを出しに行く。
部屋の片付けをしながら、少し寂しい気持ちが湧いてきたので、言葉を打ってみた。