カウンセリングを受けてきた。

今日はこれまでよりかなり混沌としたカウンセリングになった。いくら話しても解決の道筋が見えてこない。

すっきりしないまま終わった。


これ以上進めないとこに扉があって、押しても引いても開かない。

それならもう違う扉を作るしかないのかもしれん。という心境。


一週間ほど、どう表現して良いか分からない感情(罪悪感・違和感・空虚感)がまとわりついていた。

カウンセリングで洗いざらい話してもまとわりつく感覚は変わらず、かなり虚しくなって胸の辺りに重いものを感じた。辛くて、公園のベンチで空を見上げて、何もせずにいた。

30分程、そんな状態でいると、少しずつ気持ちが晴れてきた。



実家にいると、結婚・キャリア・年齢、そういうことばかりまとわりついてきて疲れてしまう。

こうしなきゃいけない自分、本来こうあるべきはずだった自分、またやり直すなら何から始めなきゃいけないのか、迷惑をかけた人たちに謝罪して回らなきゃいけないこと、など。


空に揺らめく枝葉を見て、私は視野が狭くなっていることに気付いた。


俺は、親が死ぬまでこの状態を続けていたら後悔する。

俺にとって1番辛いのは、親を裏切り続けている感覚だ。

街中を歩いていて、ふとアイデアが浮かんだ。


親に手紙を書こう。

親とうまくコミュニケーションが取れないのなら、間接的に伝えれば良いじゃないか。

言葉でコミュニケーションするのがむずかしいなら、定期的に文通すればいいじゃないか。

俺にとっても、親にとっても負担にならないと思うから。


これまでも本当にしんどいときだけ手紙は書いてきたけれど、それは重い内容のものばかりだった。子が親に話すような気楽な内容ではなく、切羽詰まって罪悪感をぶちまけて相手を傷つけるようなものもあった。


そういうものではなく、ただ親と子がするような会話を手紙でやろう。


なにも成果が見えないように思えたカウンセリングでも、そこで感じた虚しさにひとつの希望を見いだせた気がする。

少しだけ目の前が明るくなった。