去年、ステファンと昌磨くんが共演するってワクワクして待っていたプリンスアイスワールド。コロナもGWの頃には落ち着くかなと待っていたら、状況はどんどん悪くなってしまい、公演中止になって残念でした。
(でもあの状況だと強行されなくてホッとした気持ちの方が強かった)
今年、座席を半分にするなど感染対策を徹底した上で無事に開催することができて良かったです。
毎年、通路にたくさん並ぶファンからの個性豊かな華やかなスタンド花がなく、声を出すことができないので、いつもよりとても静かなPIWで少し寂しかったけど、こんな状況下でも観客の安全に配慮しながら、スケートを見れる場を作ってくれたのに感謝です。
私も自分の事情があり、今年は行くかどうかギリギリまで悩んでいて、でも、やっぱり見れて良かった。そして、行きたくてもどうしても諦めざるを得なかったという声をツイでたくさん見かけて、心が痛みました。
今回、プリンスチームは天井から吊るされるというアクロバット的な演技にも挑戦していて、前回よりもさらに面白かったです。
去年、開催予定に向けメンバーは練習を積んでいるというお知らせがあって、直前で中止になってしまったのはどんなに無念だっただろう。今年、さらにグレードアップしているのは去年からの練習の積み重ねがあったからかもしれません。
今回、楽しみだった一つが、田中刑事くんの継承プロジェクト。
私のイメージではジュ・トゥ・ヴは30代後半から40代前半のパリに住む男の物語なんですね。その男を体現してくれるスケーターは誰かと思った時に、田中刑事選手意外に誰も思い当たらなかったです。田中選手はスケーターとして身体のプロポーションが整っていますし、容姿も端正でスケーターとして良い身体を持っている。
と町田さんが刑事くんを選んだ理由を語っていたように、町田さんともまた違う雰囲気でパリに住む男性をよく演じてました。
でも、なんだろう、これ見てしまったら、町田さんをもう氷上を見ることはないのだということを、改めて感じてしまって、ちょっと寂しい気持ちにもなりました。
プロ引退の時はそんな気持ちにならなかったのに。
3年前にPIWで町田さん最後の演目になるボレロを見て感動して心を持っていかれたけど、今回一番心を持っていかれた演技は、間違いなく昌磨くんのボレロでした。ここ数年、表現を頑張りたいと言っていたけど、こんな表現者になるとは思ってなかった。
ステファンは日本に来れなかったけど、昌磨くんのボレロにステファンとの絆とか存在を感じました。
まだジャンプを入れると大変だけど、滑り込んで、完成度を考慮して抜くとこは抜いていいと思うし、さらにブラッシュアップされていくといいなぁと思います。