スターズオンアイスが終わりました。

毎回、宮原さんのトークショーを準備してくれて、スケーターから花束贈呈があり、いろんなスケーターが門出を祝ってくれたことで、私も現役お疲れ様、これからも頑張って、という気持ちになれました。本当にこんな素晴らしい企画をありがとう。


以前は医学の道に進みたいと言っていたから、現役を終えるとスパッとスケートを辞めてしまうんじゃないかと思ってました。


スターズオンアイスでもらった冊子のインタビューを読むと、プロとして演技をしていく他に、カナダやスイスに行って、バーケルコーチやステファンのお手伝いをしたいとも言っていて、スケートに関わり続けて行くんだなぁと嬉しくなりました。


競技は自分ができる最高難度のジャンプを入れつつ、同時に表現も追求していくという、競技でしか味わえない緊張感と達成感があるけど、プロだとエレメンツの制約から解放されて、より自由に表現したいものを追求できる。


競技をやりきったと思えた後、自分のやりたいスケートを深めていければ、それは素敵なことだと思います。


知子ちゃんに続いて、昨日は刑事くんの引退を知りました。



競技人生を通して得られた経験の数々は、人生においてかけがえのない宝物だっと言い、「幸せな競技人生でした」と締め括っていました。


選手が引退していていくのはとても寂しいけど、競技をやりきった後、思い残すことなく次のステージに行けるのは幸せだと思うし、応援したいと思います。


先シーズンが始まる前にステファンがインタビューの中で、昌磨くんに対してこんなふうに言っていたことを思い出します。


彼が将来、自分の競技生活を振り返った時に後悔だけはないようにして欲しい。いくつメダルを獲得したかでなく、後悔がないことが、競技者にとって一番大切だと思う。


その時は、後悔しないってなんだろうって思っていました。ステファンと昌磨くんの姿を見ていたら、こういうことかなと思いました。


例えば、点数や勝つことにこだわって、自分が滑りやすいプロばかりを選んでしまったら、限られた現役人生の中で、後になってもっとこういう表現に挑戦すれば良かったと後悔するかもしれないし、技術的なことでも守りに入ってしまったら、後になって、もっと挑戦していれば良かったと後悔するかもしれない。


最近読んだこの記事すごく良かったです。



ステファンコーチはトリノオリンピック銀メダルと世界選手権2連覇を果たしたあと、内なる炎がなくなったとヨーロッパ選手権を欠場。その後気持ちを取り戻して競技に復帰して、故障の為に引退と回復してからの現役復帰も経験しました。

その自分の経験を踏まえて、スケートへの気持ちが高まらない苦しさと、もう一度と競技に向かうときの思いやその時期の練習などについて、よく知っているコーチだと書かれてました。


昌磨くんが世界選手権で優勝した時、やっとタイトルを手にすることができて嬉しかったけど、それよりも嬉しかったのが、両隣に座っているコーチやトレーナーがすごく喜んでくれていて、信頼できる人達に囲まれている幸せそうな姿を見れたことでした。


3年前のコーチが見つからずに、一人でキスクラに座っていた苦しいシーズンを知っているから、それは当たり前のことではなくて、本当にステファンに出会って、もう一度スケートをする喜びが見つかって良かったなぁと思いました。


沢山の試合で勝つことができても、メダル至上主義でコーチに使い捨てられるとかだったら、違った気持ちだったと思う。


SOIの会見で、昌磨くんが「テレビを偶然つけたら、まだスケートしてるのかよって言われるくらい続けられたら」って言ってたのが嬉しかったです。

以前は「残り少ないスケート人生」という言葉を度々口にしたり、成長できないと感じたら辞めると言っていたこともありました。


来季も楽しみです。


2度目のオリンピックでもメダルを取れたし、やっと世界王者になったし、今までより緊張し過ぎず、試合を楽しめるような気がします。(多分‥そうかな?)