四大陸選手権、今年は女子も男子もレベルの高いなぁと思います。

紀平さん、二連覇おめでとう。

フリーで最初のトリプルアクセルが抜けた時は、あっと思ったけど、しっかりリカバリーして、優勝したのはさすがです。

坂本さんも樋口さんも、新しいジャンプに挑戦して、今回は残念だったけど、きっと次につながるはず。

 

ネイサン、ヴィンセント、昌磨くんが出ないから、男子はどうなんだろうって思っていたけど、昨日のSP、優勝候補の羽生選手の演技は異次元として、他の選手もノーミスのいい演技がたくさん見れて良かったです。

 

そんな中、一番感動したのが友野くんのSP、The Hardest Button to Buttonでした。

今季、ショートプログラムで4回転ジャンプ2本を入れる構成にし、なかなかジャンプが揃わず、全日本では代表を逃してしまい、でも昌磨くんの辞退によりチャンスが巡ってきて、やっとジャンプ全部揃える演技ができて、終わった後、思わず涙ぐんでしまいました。

ジャンプだけじゃなくて、表現も良かった。

振り付けの中に町田さんの演じていた火の鳥を彷彿させる動きが度々でてきて、この高難度ジャンプ競争時代に、こういう演技を見せてくれる選手が存在していることがありがたいなぁって思いました。

本当は90点超えて欲しかったなぁ。

スケーティングが伸びるともっとPCS取れるようになれるんじゃないかと思います。

 

去年の全日本の前、フジテレビ関係のサイトに友野くんのインタビューがありました。

「悔しさを晴らしにいきたい」フィギュア・友野一希が今シーズンにかける思い

 

フィリップ・ミルズさんと出会い、このプログラムに挑戦しようとした経緯が語られています。


一緒にアイディアを出して作品を作っていき、練習で疲れた表情をした時にミルズさんが言った言葉が胸を打ちました。


偉大な選手になるには全てを捧げなくてはいけないよ。何かをやり残しておくことはできないんだ。これは、ミーシャにもソチ五輪の前に言ったんだけど、「僕は小さな国の出身だし、味方をしてくれるジャッジなんていない」と彼に言われた。素晴らしい演技をできるのに。だから、僕は「演技に集中して実力を出すことに専念し、上手にできることだけをやれば否定されることはない。インスパイアを与えることができたらジャッジは高得点を付けざるを得ない」と。君にも同じ言葉を言いたい。僕がここから見ていたような情熱とパワーと自信のこもった演技をできるのであれば否定されることは決してないし、得点はついてくるんだ!いいかい?理解してくれた?


これまでの実績やら、ネームバリューやら、プッシュしてくれる後ろ盾やら、採点には少なからずそういう要素が絡んでくる。


選手は時には思うような点数を出してもらえず悩むこともあると思うけど、ミルズさんのいう通り、インスパイアを与える演技をしたならジャッジは高得点をつけざるを得ない、そういうことが実現して欲しい。

そういう世界であって欲しいなぁと思います。