グランプリファイナルが終わりました。

ネイサン、会場入りしてからも隙間時間に大学の勉強をしていたので、大会にピーキング合わせるの大丈夫かなとちょっと心配したけど、全く要らぬ心配でした。

ショート、フリー、ノーミス揃えて世界総得点を更新しての優勝。
平昌の後の世界選手権からのネイサンは本当に強い。

前にネイサンのシニアデビューした年の「韃靼人の踊り」を動画で追いかけてました。
最近、ダンサンブルな曲が多いけど、バレエの素養のあるネイサンは是非、またクラッシックの曲で演って欲しいなぁと思いながら。
この頃はとにかく4回転を詰め込んで、着氷が危ういのもたくさんあった。
それが今は本当に着氷が安定している。
平昌オリンピックのフリーの演技、まだ誰もやったことのないような構成に挑んで成功させた姿に感動して泣いてしまったけど、あの時は長い助走からのジャンプの繰り返しだった。

よくぞ、ここまで完成度を上げたと感慨深い。

周りの反対を押し切って、名門大学に進学して学業とスケートを両立させようとして、最初は四苦八苦していたけど、学業とうまく両立できてきたことが自信となって、それが演技にも良い影響を与えているのかなと思います。
大学で勉強した心理学とかもメンタルコントロールの役に立っているのかなぁと思いました。

フィギュアスケートを始め、多くの学生スポーツ選手が学業と競技の両立に悩んでいる中、ネイサンの姿は彼らの励みになるでしょう。


羽生選手がSPでネイサンに大差をつけられた後、相手のミス待ちで守りに入ることなく、自分ができる最大限の構成で攻め抜いた姿は、結果としては2位だったけど、記憶に残るものでした。

フリーの後のインタビューを聞いていると、羽生選手はやっぱり強いなぁと思いました。
普通は大差をつけられて負けてしまうと、自信を失ってしまうけど、冷静に点差の原因を分析して、今後自分が何を強化していけばいいのか、自分を奮い立たせて、相手に立ち向かっていく強さがある。

以前、町田さんが現役で羽生選手と競い合ってた頃、「僕にはない強さを持っている。例えば、羽生選手がネズミだとしてライオンが襲ってきても 、なんら劣等感を覚えることなく、怖気づくことなく勇敢に立ち向かってそのライオンを倒してしまう、そういうような強さが彼にはある」と称賛していたのを思い出しました。

インタビューを聞いていて、今、羽生選手は競技が楽しいんじゃないかなと思いました。
パトリックの背中を追いかけて、追い越して、絶対王者となった後、またネイサンという競い合える相手が現れて。

(なので、フェアジャッジを掲げる一部の残念な人達の応援、彼はそんなこと望んでないと思います)


女子の紀平さんは足の怪我を抱える中、よく健闘したなぁと思います。
GPS始まった頃から、怪我の為ルッツを抜いていて、休んだ方がいいんじゃないぁと思ったけど、真央ちゃんが現役時代、試合勘を失くしたくないから多少の怪我なら試合に出ることを選んだと言ってたから、そういうのかもしれない。

ザギトワの不調にビックリしてしまいました。
やっぱり、ジュニアから上がった同国の選手達からのプレッシャーが大きかったのかなぁ。
女性らしい身体になり、これから演技が成熟していく時期なので、長くスケートを続けて欲しいです。

ベテランになってもスケートを続けられる、そういう競技環境であって欲しいと願います。