前回の記事に書いた日本氷上スポーツ学会第1回の中で、AI技術による回転不足判定についての話題があったとのこと。

 

町田さんはこの間行われた「氷上の王、ジョン・カリー」のプレミアム上映会での対談でも、オリンピック競技になっている以上、優劣は客観的に決めなくてはいけない、競技では今後、間違いなくAIが深く関与してくる、と語っていました。

 

技術審判によって基準が違う回転不足やエッジエラーの判定で、メダルの色や順位が変わるのは公平とは思えないし、解説者も褒めていた美しく決まったジャンプが後で回転不足判定を受けたり、逆に回転不足と指摘されたジャンプが認定されたりというのを見ることがあるとなんかモヤモヤするし、AI技術が発達して機械判定できるようになるといいなと思います。


 

それから先日、この記事を読んだのですが、こういう規定を作らなければいけないって、選手との関係が技術判定に影響を及ぼす可能性があるってことですよね。

そういった要因を少しでも排除しようと努力している姿勢は評価できます。


 

町田さんは現役最後の年にはフィギュアスケートをどう位置づけるか葛藤があったと言っていたけど、スポーツとしてのフィギュアスケートという視点で考えた時、なるべく公平なジャッジが行わなわれなくてはと考えていると思いました。

 

それから選手ファーストな競技会であって欲しいと望んでいるのがわかるけど

 

今度の北京オリンピックでも、アメリカのプライムタイムに合わせて、午前中に試合が行われるのかな

 

団体戦はやっぱり個人戦の前にやるのかな

 

と考えると、ちょっと暗澹とした気持ちになります。

 

ソチの後も、団体戦の問題点が指摘されたのに、何の改善もなかったので。

 


あと、個人的に選手ファーストという意味では、オリンピックや世界選手権などの大きな大会だけでも、もう投げ込みは禁止して欲しい。

 

リンク一面が黄色いぬいぐるみで埋まる後に滑る選手が、何度も係員にリンクインを阻止されてジャンプの軌道も確認できなかったり、それを見ていたコーチがせめてリンクの半分だけでも使ってウォーミングアップできるようにと事前に運営側に申し入れなければいけなかったり、フラワーガールが行ったり来たりするうちに氷が荒らされてしまったり、と後に滑る選手に迷惑でしかない。

 

もし、これ逆の立場だったらそのファンは10倍くらい文句言ってると思う。

 

宇野選手の前にプラスティックの白いカードが多数投げ込まれて、それを回収するのに時間がかかったなんて話を聞くと、もうなんでも投げ込めるような制度は誰にとっても危ないんじゃないかなと思う。

 

投げ込まれる選手にとっても、危険物が投げ込まれないとは限らない。

 

 

投げ込みのないジャパンオープン、良い演技をした選手には盛大な拍手とスタンディングオベーションがあって、ちゃんと盛り上がってます。

 

あらかじめ大量に用意したぬいぐるみを、良い演技だろうがなかろうが、リンクに投げ入れるような儀式より、拍手とスタンディングオベーションの方が演技への感動を伝えるんじゃないかと思います。