サンクスツアーは80分の中に、真央ちゃんのスケート人生が凝縮されているショーだと思いました。

とりわけ二度のオリンピックで滑った曲は、その時の思い出が蘇ってきて、思わず涙ぐんでしまいました。一番感動だったのは、やっぱりラフマニノフのソチフリーです。

引退後、スケートを辞めるつもりだったけど、今まで応援してくれた人達に感謝を届けたいとこのツアーを企画。お姉さんと無良くんが賛同し参加してくれ、オーディションでメンバーを募集して、浅田真央さんを慕って人が集まり、商業ベースとは離れたアイスショーを開催。
引退後も多くのスポンサーがついて支援してくれたのは、フィギュアスケート界に長く貢献してきた功績と広く国民に愛され続けた人柄のおかげだと思います。

バンクーバーで金メダルを獲ることが叶わず、コーチを変えて一からスケートを見直して、4年間次のオリンピックの為にひたすら頑張ってきたのに、その夢は叶えることができなかった。

でも真央ちゃんの演技を観ていると、金メダルがあってもなくても、稀有な素晴らしいスケーターであることには変わらないと思いました。

本人が一番悔しかっただろうけど、昌磨くんが平昌で銀メダルを取った後に、テレビ出演した時の言葉が印象に残っています。

真央ちゃんの姿を追って頑張ってオリンピックで銀メダルを取ることができた、真央ちゃんに比べると重みは全然違うかもしれないけど、自分なりに頑張った結晶だと思う、とビデオレターでお礼をいう昌磨くんに「こうして立派に世界で戦える選手になって、五輪で銀メダルも獲って、ホッとしました。自分と同じ色でお揃いじゃんなんて思った」と返した真央ちゃん。

バンクーバーで国民の期待やマスコミからのプレッシャーを一身に受けて、オリンピックに挑み、フリーでミスが出て、悔し泣きをして、昌磨くんの銀メダルとは背景が違っていたけど、「お揃いじゃん」って、にこやかに昌磨くんに言った真央ちゃんは素敵だなぁと思いました。

真央ちゃんに比べると重みは全然違うと、言っていた昌磨くんも好きです。

サンクスツアーのフィナーレで、真央ちゃんと無良くんに抱えられるようにリンクの中央に連れて行かれて、挨拶をしたらしい昌磨くん。
何だかその情景が思い浮かんで、ほんわかしました。(いつかテレビで放送してくれないかな)

今でも真央ちゃんが弟のように可愛がってくれているのがわかって嬉しかったです。