去年辺りから注目しているジュニアの選手がいて、その子が自分のSNSの中で憧れの選手として宇野昌磨をあげていて、世界選手権の時、会場入口の昌磨くんの写真の前でポーズを取ってたり、ガチャで昌磨くんのキーホルダーを引いて喜んでるのを発信していて、ガチで好きなんだなぁ、と嬉しくなったことがあります。

気がついてみると、最近、憧れの選手として宇野昌磨をあげる子が増えてきてきているなぁと思います。(もちろん、羽生選手の名前をあげる子もいます)

どうしてなんだろうと考えてみました。

一昔前は、男子選手の憧れで多かったのは高橋大輔さんでした。
アジア人発のオリンピックメダルを獲得して、女子のおまけ的な存在にしか見られてなかった男子フィギュアが人気になったのは高橋さんの頃からだったと思います。
そういった功績に加えて、世界一と謳われるステップや表現力、高橋さんに憧れる要素は色々あると思うけど、長い期間にわたって国内で試合やショーに出続けて、日本の男子フィギュアを引っ張ってきて、身近なところで後輩達に背中を見せて来たことも大きかったのではないかなと思います。

昌磨くんも高橋さんに憧れるきっかけになったのは、名古屋で行われた全日本選手権でフラワーボーイとして演技を見てからだといいます。

シニアデビューしてから、ずっとたくさんの試合やショーに出続けてきた宇野選手。スケートが好きで、試合もショーもたくさん出たい、本人はただそれだけだったかもしれないけど、いつの間にか国内の後輩達に背中を見せてきたんだと思います。
世界トップレベルのスケート技術を身近で目にして、あんな風になりたいと憧れ、それを参考にして頑張る子達が出てくる。

去年の全日本が終わった後、佐藤信夫さんが宇野選手のことを語る中で、こんな風に言っていました。

いま日本男子を引っ張っている宇野選手も高橋大輔選手という先輩がいて、お手本にしてやってきた。いまは宇野選手が後輩たちのお手本になっている。彼のような選手がいることは後に続く選手たちにとって幸せなことです。

昔、昌磨くんが「男子フィギュアの普及」を夢にあげていたけど、日本の男子フィギュアにしっかりと貢献しているよ、と言ってあげたいです。