2024年1月27日と28日の土日の撮り鉄界隈は物凄く荒れていた。これを書いているのは日曜日の夜である。あまりにも荒れすぎていて、この時間に平日が恋しくなってしまっている。眠いので手短に振り返る。

 

この2日間の撮り鉄界隈を荒らした原因はこいつらである。

209系1000番台 豊田~我孫子間乗車ツアー(2024年1月27日) - 鉄道コム (tetsudo.com)

 

209系1000番台 常磐線録音列車ツアー(2024年1月28日) - 鉄道コム (tetsudo.com)

 

では具体的に何が起こったのか振り返ろう。

 

結論から言うと、撮り鉄が2日連続で線路内に侵入し、列車を止めたのである。土曜日には武蔵野線内、そして日曜日の今日には常磐線内で事件は起こった。

 

日曜日に発生した事件。黄緑色の安全柵を超えて敷地内にいることがはっきり確認できる。画像は以下のリンクのツイートのツイ主から許可を得て掲載。

Xユーザーのあるさん: 「高画質版もお付けいたしますね💗 https://t.co/5HMmzouN93」 / X (twitter.com)

 

もちろん、線路内に侵入した当該の撮り鉄が一番悪いことは間違いない。しかし、非があるのはこいつらだけではない。だが、次の話に入る前に念のためもう一度言う、一番悪いのは線路内に侵入した当該の撮り鉄である。

 

よく言われることではあるが、撮り鉄には自浄作用がない。自浄作用を働かせようとする者も存在するが、自浄作用を働かせたくない奴らによって滅ぼされる。やはり悪貨は良貨を駆逐してしまうのだ。

 

そういったことが積み重なり、線路に立ち入っても良いだろうという雰囲気になってしまったのではないだろうか。

 

また、今回の事件に関しては鉄道会社も完全に被害者ヅラはできないと考える。というのも、線路内に侵入した撮り鉄がお目当てとしていたツアー列車は、JR東日本首都圏本部が企画したものだからである。これまでの経験から、そういった列車を走らせたら何かしらのトラブルが発生するという教訓があったはずである。それでもJRはツアー列車を走らせ、案の定損害が発生した。何もしなければトラブルなど起こらなかったのに、わざわざ撮り鉄を刺激したJRには強い怒りを覚える。

 

今後こういったツアー列車を走らせないでほしい。鉄道というインフラを維持する上で絶対に必要な列車(営業用列車、保線・検測・甲種・試運転など)以外は走らせないでくれ。こんなことを言ったら、多くの撮り鉄を敵に回すことになるだろう。まあ、社会の敵である撮り鉄を敵に回しても痛くも痒くもないが。