https://youtube.com/shorts/ZAItOjhCGtA?feature=share 


本日14時頃、JR柏駅でオーバーランが発生した。当該は10両編成の下り快速電車(E531系)だった。柏駅の3・4番線に停車する定期列車には、大まかに以下の3パターンがある。なお、中距離電車であるE531系も上野から取手までは快速運転を行っているため、ここではE231系と同等とする。

①快速(10両)
②快速(15両)
③特急(10両)

10両編成であるのは①と③だが、柏駅ではその停止位置がやや複雑である。
上り列車は3番線に発着するが、3番線では①と③の停止位置が同じで、どちらもホーム前寄りに停車する。
ところが4番線に発着する下り列車では、①がホーム後ろ寄りに停車するのに対し、③はホーム中程に停車する。同じ10両でありながら停止位置が異なるのだ。このミスはやむを得ないだろう。

これらを考慮すると今回のオーバーランの原因は、当該運転士が快速と特急を勘違いしてブレーキをかけたことだろう。オーバーランはバックで停止位置を修正するため、その際には列車が逆走する姿を見ることができるため、趣味的にはアンダーランによる停止位置修正よりも面白かった。

普段何気なく乗っている列車は、鉄道関係者の方々の努力の賜物であることを忘れてはならない。