八月に踏み込んで暑い陽射しにも少しづつ慣れてきました。

暑くても。
あー、こんなもんやんなー
って諦められるようになって。



まだ、祭りに行って夜店を楽しむ事も夏の星座にぶら下がって上から花火を見下ろす事も、照り返しの強い海を眺める事もしていません。


が、この季節にしかやってこない「ある日」を、しっかりと何度にも渡って感じさせてもらいました。




それは、我が輩の誕生日なのです。

一億とんで九十歳になる我が輩は今年も周りの皆から沢山の優しさをもらいました。



そう。メンバーからも誕生日プレゼントをスタジオでもらいました。

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どーんと本の数々、自分で買ってでも欲しい本もあれば、絶対自分では買わない本まで。
これ単純に嬉しい。



ただ、どれから読んで行くか。

あ、読むなら、今でしょ!!っていう流れで選ぶのは癪なのでそこは避けます。


加門とコガ的には「社会を変えるには」という自分では買わない本ぶっちぎりで一位のものを勧められたのですが、躊躇しかありません。

でも、一番最初に読まないと二度と読まない気がするので、何か別の本と掛け持ちで読み進めて行く事にします。








皆さんから頂いたプレゼントもしっかりと使わせてもらってます。
汗はよく吸ってくれるし、手はスベスベやし、部屋の一角は自分でいっぱいで照れ臭いし、その側では沢山のメッセージが賑わってるし。




本当はこの皆からもらったあったかい気持ちを長い長い文に綴っていこうと思ってたんやけど、それはやめて、曲に滲ませる事にしました。


サインの詞を書いたのも去年の誕生日に友人達にお祝いしてもらった帰りの電車でした。
ん、違う、居酒屋で祝ってもらいながらその場で携帯のメモに打ち込んだんやった。

溢れてくる感情を取り逃がすと、またいつその感情に出会えるかわからへんから、急いでメモったんです。



でも何も心配する事なんかなかったなーと今は思います。


皆と触れ合えてる毎日にも、こうしてまたお祝いしてもらえた誕生日にも、しっかりと去年出会ったあったかい感謝の感情は溢れてました。




頑張っていい曲書いて、いいLIVEして、僕が僕でしかないように、あなたでしかないあなたが自分を少しでも、もしくは今よりもっと好きになれるような歌を唄っていきたいと思います。















ずっと唄っていたいな。

ずっと唄っていよう。

君がもどかしい夜を過ごす

声を隠して 泣いている

僕が君の胸に拡声器を押し当てる

心の声を聴かせてほしい

カナリヤのように綺麗な声じゃなくても

君の声で

他の誰でもない

君だけの声で