おはようございます★





最近Twitterで自身のバンドのライブや音源を聴いてくれて、嬉しい内容のツイートをしてくれた人の文をそのままRTするバンドマンが増えました。


それに対して先輩のバンドマンが『何故そうするのか?』という疑問日記を書いていたので僕もブログで書こうと思いアメーバを開きました。







僕も自分のバンドのそういった物をRTしない人間ですし、過去にあまりに『今日めっちゃ〇〇良かった!!』といった内容のRTが酷いバンドマンのフォローを外した事もあるので先輩の言いたい事は痛い位わかります。




そのRTの嵐で大切な情報が埋もれてしまう事だってありますしね。(僕はそれが原因でフォローを外しました)






で、疑問の答えですが、僕は



『手のかからないマーケティング』


やと思って見てます。

マーケティングの基本の一つになる口コミってやつです。

口コミには少なくとも二つの効果が期待出来ます。


一つは『最近よく聞く名前だな』という新規のお客さんに対するアプローチ効果。

これはそのRTによって特別興味を持ちライブやHPに試聴しにいったりしなくても、例えばYouTubeなどで音楽を聴いたりしていて、そこに関連動画で沢山似たジャンルの音楽動画が上がっているとして、その中で


『聞いた事もない名前のバンド』





『たまに友人のツイートで見る名前のバンド』




がいたとしたらとりあえず後者を選んで再生すると思うんです。





この時点で直接的に接触していないのにも関わらず



知ってもらう→聴いてもらう



という図式が完成するんです。




YouTubeは一例として出しましたが、ライブなんかも一緒で、お目当てのバンドのライブを見に行ったらたまたま対バンの中に知ってる名前を見つけた『じゃあとりあえず見てみるか』となると思います。




RT一つで凄い効果ですよ。






そしてもう一つの効果が既存のお客さんが『やっぱり皆が良いと思ってるから、良いんだ』というスリコミ効果。


特に群衆心理の強い日本人はこれに弱い所はあると思います。



自分一人が良いと思っている場合は『良いと思うんだけど』ですが、自分以外が良いと思っていると分かった場合は『やっぱり良いんだ!』という確信に変わるわけです。




人がいる所には人が集まる。っていうのは日本人のためにあるような言葉らしいです。



ここまで考えてRTしているバンドマンがどれだけいるかは分かりませんが、逆にここまで考えてやっていないのであれば、逆効果を生んでいる可能性もあるって事は頭の片隅に置いておいた方が良いかも知れません。




『どんなもんだい!!』精神でRTしている場合は妬み根性の強いバンドマンとかからすれば妬み対象になるでしょうしね。


ちなみに僕は多角的に見て『頑張ってるなー』って感じでみてます。
実際良いライブや音源じゃないとそういう意見は出てこないと思いますしね。



小説の帯みたいなもんですよね。







でも、きっと、そんなのが無くても応援してくれる人はちゃんと応援してくれますよ。






最後に、僕がそういった内容のツイートを何故RTしないかと言うと、マーケティング臭いからとか、逆効果を恐れてとかではなく。






単純に『照れくさいから』です。










大阪今日も晴れてます。