またまた、半年程、遡り、今年の3月に参加していた落語会のコト、書きます。


🎎の3月3日は、ダンナっちと動楽亭昼席に行ってました。





「犬の目」         桂弥壱

「仏師屋盗人」 桂吉の丞

「湯屋番」   桂紅雀

「短命」    桂団朝

  中入

「北の鉄道王国」桂しん吉

「天王寺詣り」 桂塩鯛


この日の演目を見て、犬の噺で始まって、犬の供養で天王寺にお参りに行く噺でお開きになってたんだと、気がつきました。

そういう流れがあったのね。


「仏師屋盗人」は、十両の額の金銭を盗んだら斬首刑に処された時代の噺で、

盗人が、首を刎ねられるか刎ねられないかという噺。

「短命」は、題名そのものが、命に関わってます。


・・・と、いうことで、落語家さんたちの連携で、命とか仏とかに纏わる噺が並んだのかしらと思えます。


こうして、半年後にこの日の演目を見てこその発見もあるものだなぁ、なんて、今、思ってます。

この日は、桂米朝一門の落語家さんばかりだし。


まあ、素人の的外れの考察の可能性は、大いにありますが。😅


その間で、

「湯屋番」は、番台で妄想する人の爆笑噺。

「北の鉄道王国」は、鉄ちゃん落語家の桂しん吉さんの楽しい鉄道話で、会場を明るい雰囲気にしてくださっていたのかな〜とも思えます。


「犬の目」は、くり抜いて干していた人の目を、犬が食べてしまって、代わりにその犬の目をくり抜いて入れるというような荒唐無稽な、漫画のような笑い話。

もう現実にはあり得ないから、ただ笑っちゃう噺です。


こうして考えると、寄席、落語会って、時空とかコンプライアンスとか常識とかを飛び越えて、面白い気もしました。


・・・知らんけど。😅