2月17日、夕方、仕事帰りのダンナっちと、尼崎落語勉強会に参加しました。


ここ数年、ウチには、空前の落語ブームがやって来ていますが、これは、寄席を聴きに行ける環境だからこそ。

兵庫で生まれてから、県内、三重、東京、兵庫と引っ越して、

やはり、三重からは、ちょっと寄席に行こか〜とは、なかなかならなかったです。

剛くん(SMAP)のライブとか映画とか舞台では、遠征もしましたが、それだけで精一杯。

ダンナっちの人生計画次第、コロナ事情次第ですが、今の環境にいる間は、可能な限り、寄席に足を運びたいものです。


・・・というようなわけで、


今回も、今の環境に感謝しつつ、大いに笑わせてもらって帰ってきました。

今回の6演目中5演目まで、ワタシにとって『よく知ってる噺』でした。

落語家さんによって、同じ演目でも細かいところは色々違うようですが、

今回の最初の演目「時うどん」は、朝ドラ「わろてんか」で、松坂桃李さんが演じてた役で、よくこの落語の思い出が語られていたのでした。
小さい時に寄席に連れて行ってもらって、「時そば」か「時うどん」がすごく面白かったという、主人公の強烈な記憶の思い出。

美味しくうどん(そば?)を食べている時に、横から相棒に着物の袖を引っ張られて「ひっぱりな!」というセリフ、

これがキーワードで、何年か前のあのドラマがワタシの頭にパーッと浮かんで来ました。

これまで聴いた「時うどん」では、このくだりが無かったので、(居眠りしてた可能性はあるけど、たぶんないものとしておこう)
『ひっぱりなキター!』とちょっと感激だったのです。

上方では「時うどん」で、江戸では「時そば」らしいですが、流れもオチも同じようです。

古典落語の演目ってどれくらいあるのかもわかりませんが、これからも、一つ一つそれぞれの語り方も味わっていきたいなと思っています。

今の朝ドラ「おちょやん」は、浪速の喜劇のお話なので、繋がるところも、もしかしたら、あるかも?

お笑い脳をさらにさらに活性化して、明るくなりたい。

とにもかくにも「ひっぱりな!」をリアルに聞けたのが、今回のツボでした。


笑えることと、今の環境に、感謝。


みんなが笑えて幸せになれますように。

ウインク