繋いだ日々と繋がっていく日々

2018.2.18  池袋EDGE

RIKUTO inck.presents「僕の生まれた日。」

足を運んでくれたみなさん、本当にありがとうございました。思い出すだけでまだ心がざわつくのは色んな感情が渦巻いてるからかな。最初に言っておくけど、とにかく楽しかった！！！！それが1番っ(´｀)

RIKUTO inck.ライブ活動休止を考え出したのはいつ頃だろう、わからないけどなんとなくいつの日からかずっと心の片隅にあった気はします。心に決めてから主催へと動き出してthe LEMの1日復活が決まって、このライブが終わるまではほとんど実感がなかったし、とにかく最後まで笑顔で楽しく歌って、来てくれるみんなも笑顔でハッピーになって帰れるライブにしたいという気持ちだけでやってきました。僕自身も全て出し切れたと思うし、笑顔でもいれたと思う。ステージから見る景色には涙を流してくれる子もいて、笑顔もたくさん咲いていて心の底から嬉しかった。あー大好きって何回思ったか。

でも終わってひとりになってから、ずーっと続けてきたものが止まったという事実が身に染みてきて、涙になって出てきて今はなんとなく心にぽっかり穴が空いた気分です。

中高生の頃に憧れて夢を見て、バンドを始めてから気づけば10年以上経っていました。あの頃何度も何度もイメージした景色には到底届かなかった。夢は叶わなかった。けどあのステージから目に見えて実在した景色はどんな夢よりも輝いてました。そこには色んな感情が生まれたけど、純粋に辿り着いた未来がこの場所で良かったって、RIKUTO inck.もthe LEMもこのメンバーで良かったって、この場所で、素敵なファンの前で歌わせてくれてありがとうって。全ての人に感謝してもしきれないくらい。そう思いました。

the LEMが解散してから、どうしても諦めきれなくてRIKUTO inck.を始めて、いずれバンド始めるのを期待してた子達にはごめんねって気持ちでいっぱいで、上手く進まなくてもどかしくて悔しい想いもしたけど、RIKUTO inck.をやってきたのは間違いじゃないと今はそう思える。ライブ活動は短かったし本数も多くなかったし、してあげられる事は少なかったけど応援してくれる子達から支えられて、たくさんの気持ちを貰う事ができました。そして何より未来に繋げていけるきっかけができた。それだけで今は少しでも足掻いて良かったなってそんな風に思えます。勝手かもしれないけど、本当にありがとう。

MCでも話したけど大げさな話、地球があって色んな国があって色んな人がいて色んな仕事があって色んな趣味があって色んな音楽があって、そんな中でこの日本で音楽でヴィジュアル系で、今まで僕が活動してきたバンドで、出逢えたっていうのは紛れもなく奇跡だと思います。僕自身今までの人生、そんな小さな奇跡の積み重ねでここまでバンド活動ができたし、それが僕の全てでした。みんなにとってはこれが全てであって欲しいなんて願わないけど、この出逢いはできれば大切にしてほしいし、少しでも素敵な思い出として人生の1ページにでも残ってくれたらなって思います。

これから先はまだ何もわからないけど、まだまだ途中で、過去を正解だったと言える為にはこの先の未来胸張って道を歩いていかなきゃいけないなって思います。またいつかみんなに会う為にもね。

すぐに全ては語り尽くせないので、いつも通りTwitterはできるだけ更新するし、また想う事があればブログに書きます。

それじゃあまたね。

 RIKUTO