マンダリン・オリエンタルのバーフロアが10月から完全禁煙となる。

ならば、喫み納めせねば!と、秋分の日に寄ってきた。

喫んだのは、punch

corona が二本、デザートワインを収めているトレイに置き去りにされていたので、

てっきり BlackPrince の残りがまだあったのかと思ったんだが、

ボックスに入れているみたいに潰れていなかったので、違うのかもしれん。

 

久しぶりに燻らせた味わいはドバイのクソ暑い晴天を思い出させた。

そのときの色んな事、その後の葉巻との別れに思いを馳せて大事に喫みましたとさ。

 

 

...で、終われば、きれいなエンディングだったのかもしれんが、

やっぱり名残惜しいのと、担当の仕事がまぁ順調に区切りを迎えそうなので、

それを祝す...という建前で未練がましく喫んできたw

 

習慣的に喫まなくなって六年。

パンチカッターで吸い口を作るのが下手になってしまったのだが、

最後くらいは!と、慎重に入念に刃を当てたら見事にセンターに吸い口を作れた。

最後なので、記念に写真を撮っておくw

 

 

喫んだのは、San Cristobal de la Habana

この銘柄は初めて喫んだプレミアム・シガーの銘柄だし、

銀座にかつて存在した葉巻の名店で買い求めた残り。

マンダリンでの最後はコイツで臨む。

 

葉巻が許される17時までを、フィッツジェラルドのドライでやるせない感じの文章に費やす。

ふと視線を上げると、休日夕刻のけだるい感じのソファー席で寛ぐ人々が。

やっぱり、エドワード・ホッパーの絵を連想させるなぁ...と思いつつ、

葉巻を喫みたい気持ちがじわじわと湧き上がってくる。

準備万端だな、おいw

 

 

習慣的に喫まなくなって、ニコチンには相当弱くなったみたい。

喫んだ当日は割と平気なんだが、翌朝にニコチン酔いが遅れてやってくる感じがある。

まだ、二十本くらい未練がましく持ってんだけど、どうしようw