UAEに居た時に"ロティ"は毎日のように食べた。

会話していた連中が主にパキスタン人だったんだが、

日本人から見て「これはナンだろ」と思うものでも彼らは"ロティ"と呼ぶ。

それ以外のナンやチャパティっぽいものでも、彼らは全て"ロティ"と呼んでいた。

英語だと"ブレッド"だったから、穀物を捏ねて焼いたものの総称が"ロティ"だと理解した。

オレの経験上の認識はそんな感じだったのだが、タイではこんな感じらしい。

 

どうやら穀物を挽いた粉を使う点では、オレの知ってる"ロティ"と近しいけど、

食べ方は甘味系にも及ぶみたい。

その点ではクレープやガレットみたいな扱いなのかもな。

クレープも日本では菓子的な紹介をされているけど、現地では食事でもあるし。

 

ちなみに、英語版のWikipediaによれば、"ロティ(Roti)"の書き出しは次のようになっている。

"Roti (also known as chapati)"

また、同記事によれば、「ナンはイーストを使ってる」ってことなので、

オレが接したパキスタン人は単に慣用で"ロティ"とひっくるめて呼んでいただけなんだろうなw

 

タイのロティの話を聞いたときに、"Parotta"を想像したんだが、これはハズレだったみたい。

"Parotta"はボロボロとした焼き上がりの表面がオイリーでしっとりとしたパンだったんだが、

冷凍食品をフライパンで焼くと肉厚でバター風味のクレープな出来上がりになった。

パイ生地を円形にして、フライパンで焼いた出来損ないなパイを想像すればいいかも。

マンゴーをこれで巻いて食べると矢鱈に美味かったけどw

 

そして、混乱を誘いそうなのが"Paratha"という似たようなパンもあるってこと。

ここまで来ると細かく把握することが面倒になってくるw