母恵夢と美恵夢

母恵夢は愛媛の銘菓。
美恵夢は静岡の銘菓。
実は今回初めて母恵夢を食った。
が、歴史は母恵夢の方が古いです。

まぁ、ローカルなネタだし、絶品というほどでもないので「それがどうした？」という話だが、個人的には感慨深い。
美恵夢は物心つく前から食べていたものでして．．．
初孫のオレのために祖父が美恵夢を用意して迎えてくれたそうな。
そんな事情は知らずに、結構無碍にしていた気がするけどｗ

美恵夢はその後、製造元が廃業し別の菓子屋で再生されたんだが、
なんだか高飛車になった感じがするんだよね．．．
静岡に寄った折には買ったりもしたけど。

母恵夢の存在は何かの折に知ったんだが、最初は「美恵夢のパクリ？」と思ってた。
ら、実は美恵夢がパクリ．．．というか、母恵夢の店に了解を取った上で製造・販売していた様子。
まぁ、暖簾分けに近いのかな。
それでですな、日本橋三越に寄った際に「あ！母恵夢がある！」と見つけてしまったわけ。
これは買わねば．．．と、自宅に連れてきた。勿論、お金は払ってｗ
美恵夢に比べてリーズナブルなところが好印象（ココ重要ｗ）。
味には大きな違いはないかな。
洋風餡の薄皮饅頭みたいな感じです。
濃い藪北を飲みつつ頂きました。
美味しさよりも懐かしさの方が大きい感じ。

少し経緯は違うけど、ハーゲンダッツのバニラにも似たような物語があるんだが、それはまた今度ｗ