なぜ人は、こぞって
ホームセンターで
長居してしてまうのか?
この地は日用品の聖地で
DIYの夢が詰まった
迷宮なのかもしれない
ネジ1本買うつもりが
気付けば観葉植物売り場
猫の爪とぎまでカゴに
入っているのは最早
あるある、現象に等しい
でもその背景には人間の
何かを作りたい願望とか
自分で直したい創作欲
それに駆られる自己欲の
欲求がある
つまりホームセンターは
自分の可能性、を棚に
並べてくれている場所
だからネジを捜しながら
チョッとだけ自分の未来
同時に探しているのかも
何故?と問う事が、時に
苦しくなるのか?
何故?と考えると脳内で
哲学者と詩人と過去の
自分が円卓会議を始める
然も議長は眠気が増して
問いが深ければ深いほど
答えは遠くなる
それは何故?が自分の
感情感、価値感の根本に
降れる
問いだから、苦しいのは
そこに、まだ言葉に表現
出来ない感情があるから
でも、その苦しみの中に
自分を知るヒントがある
だから偶には何故?に
疲れて何を食べてもいい
なぜ親友は疑問に答えを
出せないのか
親友は貴方の大好きな
ラーメンの味を知っても
貴方の心の奥にある問い
その温度までは判らない
人生って何?と聞いても
取り合えず飲みに行くか
そう答えるのが関の山
親友が答える事はない
問い、を一緒に待って
くれる存在なのである
答えが出ない事をお互い
笑ながら共有できる関係
これこそが一番深いとか
なぜ、答えが出ない事に
意味があるのとか?
もし人生の意味が例えば
42、と決まっていたら
哲学者は失業する
そして詩人は沈黙し
そして貴方は退屈する
答えが出ないからこそ
人は考え、語り、迷い
そして成長する
問い続ける事が思考の
筋トレであり、感情の
整理でもある
だから、答えが出ないは
失敗ではなく余白である
その余白に貴方らしい
色を塗って行けばいい
なぜAIに相談するのか
AIは寝ない、怒らない
スベッても気にしない
然も親友よりも手早く
返事をしてくれる
でもそれだけではない
AIは貴方の問いに対し
偏見なく広い視野で
言葉を返してくれる存在
人間関係のしがらみから
少し離れて自分の思考を
整理したい時にはAIは
鏡のように言葉を映して
くれる存在なのである
だから相談するのは、
逃げ、ではなく探求で
その探求の度に、少し
ユーモアと誠実さを
添えたら何時もどうぞ
そして今日も答えのない
問いが貴方の心にそっと
映るのではと思う
それは迷いではなくて
貴方が生きている証かも
しれませんね
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