↑の続きです。


2日目

朝6時前、大浴場へ。
まだ薄暗い中のんびりと。

6時半頃、部屋の窓から見える空が赤く染まってきれい。






7時朝食。
印象に残っていないけれどビュッフェでした。
いいんです、食事には全く期待していなかったので。





ここに泊まろうと思った理由は
厳美渓まで歩いて行けるから。
国の名勝及び天然記念物に指定されている渓谷。
駅から歩ける距離ではないので、車でなければバスで行くんだけど、バスの本数が少なくて。
ここに泊まれば、駅から宿の送迎があるし、歩いて厳美渓に行ける。




徒歩8分ぐらいで到着。

天工橋からの景色。


他に誰もいなくて、独り占め。

ゆっくり散策もいいなー。




「空飛ぶだんご」が有名。(冬季はお休み)
対岸にお店があって、渓流の上空に張られたロープにカゴがぶら下がっています。
カゴに代金を入れて木槌で板を叩くと、カゴが引き上げられて団子とお茶が入れられて戻ってきます。




川沿いの岩場をうろうろしてから、8時半頃に宿に戻りました。


8時50分に駅までの送迎車が出発するのであまり時間がないんだけど、仕上げにもう一度露天風呂に入りたい。
厳美渓の川は磐井川で、露天風呂の目の前を流れています。
昨日の夕方と夜に入った時も、早朝に入った時も、暗くて川が見えなかったので。


間近に川を見て、川の音を聞きながら仕上げの露天風呂も満喫し、思い残すこと無し。


送迎車で平泉駅まで送ってもらうんだけど、
駅の手前の毛越寺で降ろしてもらうことに。
送迎車には私と同年代ぐらいの女性がお2人乗っていて、3人ともそれぞれひとり旅。
20分ほど車に乗っている間に話が盛り上がり、
楽しいひとときでした。
私以外の2人はこれから中尊寺に行くとのことで、バスはちょうどの時間のが無さそうなので一緒にタクシーで行きましょうかと話していました。





毛越寺(もうつうじ)

二代基衡が建立。
往時には堂塔40僧坊500、中尊寺をしのぐほどの規模と華麗さであったといわれています。
奥州藤原氏滅亡後、すべての建物が焼失しましたが、大泉が池を中心とする浄土庭園と平安時代の伽藍遺構がほぼ完全な状態で保存されています。
平成元年、平安様式の新本堂が建立されました。




この浄土庭園が想像以上に素晴らしかったんです。


着いた時は霧?で幻想的。




池の周りをゆっくりと一周歩きました。



平安時代の遣水(水路)の遺構はここだけだそう。






お堂の礎石があちこちに。










当時の姿を見てみたいなぁ。
再現CGとかあるかな。


 




お隣の観自在王院跡が見えます。
基衡の妻が建立したと伝えられる寺院跡。










だんだん晴れてきました。
















ほぼ同じ場所で撮った、スタート時と↓
  ↑ゴール時。
2種類の世界が見られて得した気分。




御朱印をいただきました。

左が毛越寺、右が前日の中尊寺金色堂。


滞在時間はちょうど1時間。(9時〜10時)


新幹線の時間まで1時間ほどあるので、もう1箇所行きます。