弥富市JR弥富駅前エミ音楽教室です。
先週末、生徒さん達がYAMAHAピアノグレードを受検しました。
初めて受検の10級二名、9級一名、8級一名。
今回、私が応援に行けなかったのですが、みんなそれぞれ、無事終了の連絡をくださいました。
コロナ禍時期が無ければ、もっと早く受けさせてあげられましたが、四年間力を蓄えてのトライとなったことは生徒さん達にとっては良かったと思います。
YAMAHAのグレードの良い点は、Aコースは課題曲、自由曲、初見があり、Bコースは更にハーモニー聴奏、メロディ聴奏などあり総合的な力がつきます。
発表会の曲と並行になるため、一曲を兼ねる形にした子もいます。それは人それぞれでグレードが終わってから取り組む子もいます。
グレードを受けない子達は、習い事が多い、学校の宿題が多い、等でピアノの練習が短時間しか取れない、もしくは、全く自宅練習が出来ない、と申し出てくる生徒さんもいます。その場合は、レッスンで練習してもらってます。
家庭環境が昔とは変化してきています。平日の
在宅時間が短くなっています。
毎日学校へ行って学童へ行き宿題を済ませ帰宅したら夕食、入浴、明日の準備、の子もいます。
また、塾や習い事に行っている子達は、もっと忙しいです。
そんななか、ピアノレッスンに送迎くださり、サポートしてくださっている保護者の方々には感謝しかありません。
家にいる時間は、YouTubeを観ている子が増えてますし、生活スタイルも変化してきています。優先順位を考えてしないと時間があっという間に過ぎちゃいます。
時間を作り出そうにもゆとりが無い子もいます。
それでも、ピアノが楽しい!と言って来てくれている生徒さん達に、わたしは何がしてあげられるかな。
『自分の頭で考える』や『自分で調べる』その過程を大事にしたいとわたしは考えています。その意味で脳、指、眼、耳を同時に使うピアノは
脳にも良い上、心にも良い効果をもたらします。
グレードやコンクールなど目標を持って取り組み人前で弾くまでのプロセスは、とても良い経験になり自信に繋がります。
コンピューターは、人間の生活に不可欠になりましたが、支配されることなく、自分の体を使って物事を考え答えを導き出す、というスタイルは、わたしは変えたくないな、と感じています。