弥富市JR弥富駅前エミ音楽教室です。
先日テレビ放映された、佐賀ののり漁師 徳永義昭さんの『漁師と妻とピアノ』。
徳永さんは、52歳でリスト『ラ・カンパネラ』を毎日練習され、今年で10年。
テレビでは、ピアノ講師をされている徳永さんの奥様も登場され、お二人の出逢いから、徳永さんがピアノを始めた頃の様子や、ピティナコンクールに参加された時の様子、保育園や中学校で演奏された様子、フジコ・ヘミングさんの前で演奏された際の様子なども放映され、とても興味深く拝見しました。
パチンコばかりしていた生活から一転ピアノへ。
長時間座ることには慣れてましたから、とおっしゃったのが面白かったです。それくらい練習されているということも素晴らしい、と思いました。
途中、奥様の方に焦点をあて、奥様のこれまでの人生と、これから、に取材をされた女性からの一言に涙されてました。
徳永さんおひとりの話でまとめず、奥様ご自身のことも含め、おふたりのご夫婦の飾らない日常にも焦点をあてたところ、ひとつの特集番組としては良かったと思います。
徳永さんが舞台に出て行くときに、奥様が彼の背中にずっと両手を当てて、念を送るようにしてらした様子に深い夫婦愛を感じました。
優しくて強い奥様の印象。
同級生のお二人。
ピアノを通して映し出される夫婦愛。というより、
同士のような、そんな印象。
徳永さんの可愛らしく愛嬌のあるお人柄も伝わりました。
今度映画化されるとのこと、楽しみです。