今日、長い間施設を利用してくださった

女性利用者のOさんが入所する


私が勤めだした頃と同時くらいに

利用を開始された

もう5年程前になる

5年前は91歳


その頃、よくお話もしてくれたし

歌もうたっていい笑顔をしていた


ここ最近は、ごはんも自力で食べれない日があったり

幻覚や幻聴がひどい日があったり

歩行が不安定だったりした


1人で介護している娘さんも70代

最近は家でおむつ交換が大変なご様子で

お尻がおサルさんみたいに真っ赤になって

『いたい~(>_<)ウ○コがでる~!!!』と

叫んでいた


限界だったのだろう


施設入所と聞いたとき

在宅介護においての通所介護の無力さを感じた

もっともっとOさんに家で過ごしてほしかったな

でも、ご家族が共倒れにならないための

苦渋の決断だったのだと思う


昨日が最終のご利用日

いつになくお元気だった

よくお話してくれたし

ごはんもご自身で食べられた



そして、なぜかしきりにスタッフの名前を聞いたり

またお会いしましょうねと

とてもいい笑顔で言われる


だれも施設入所のことはご本人に伝えていないのだけど

まるで分っているかのように


最後の日、私が送って行った

おわかれの挨拶をしていると

わたし 『元気でね。100までがんばってね』

Oさん 『ありがとう。またすぐ会えるかしら?またすぐにお会いしましょうね』

わたし 『そうですね。楽しみにしてます』

そして手を握って最高の笑顔をくれた


ご家族は『申し訳なくておばあちゃんに言えてないの(施設のこと)』とポツリ

一生懸命介護して、ご本人にとって家が一番だということを分かっていながら

自分一人では介護ができない現実

とてもつらい選択だったと思う

在宅介護を支える身としてもとてもつらかった



決して入所施設が悪いわけじゃないけど

ご本人が望んで入所する以外は

ご本人の意思は尊重されない

各ご家庭に様々な背景があるけど

このような入所はつらい

かといってどうしようもない

入所した施設でいい笑顔を見せてくれたら

きっとご家族さんも救われるのかな



これから施設で笑顔で過ごされることを

心より願っています