心から尊敬していた方の、突然の訃報に接し、ひどく気持ちが沈んで、昨夜、前記事を、「ちょっと書き直したくなるかもしれないかも?」と、タイマー設定していたのを、すっかり失念しておりました。
せっかく読んでくださり、「いいね!」くださった方がたがいらっしゃいますので、そしてそれは本当にありがたく感じておりますので、記事はそのままにしますが、ちょっと、今日という日に、この記事をトップ記事にしておく気持ちになれません。
中村哲医師。
印象的なタイトルに惹かれて手に取り、一気に読んだのは、もう十数年も昔のことになります。ささやかな寄付も、何度かさせていただきました。
信念と行動の方。
数年前、まだ若い協力者の青年を、誘拐され、殺害された時の、やりきれぬ、森厳な表情は深く心に刻まれました。
彼の死を「戦死」と悼み、敬礼で見送った中村医師は、ご自身も常在戦場の覚悟でいらしたことと推察します。が、このような旅立ちは、あまりにも、むごい。
謹んで、ご冥福をお祈り致します。