Day70 ステビアと甘草
#糖質系 の #甘味料 は名称を聞いても、すぐにどういうものだか、
比較的わかりやすい気がする。
また、糖質が原料になっていて、 #甘いもの だから理解もしやすいと思う。
しかし、非糖質系の甘味料については、不思議な感覚を持つかもしれない。
何しろ、糖質が原材料ではない、甘いものなのだから。
#非糖質系甘味料 と聞くと、すぐにイコール #身体に悪いもの と思われる
かもしれないが、実は天然のものもある。
例えば、 #ステビア や #甘草 がそれに当たる。
植物の葉や果実に含まれる甘味成分を抽出したもので、
天然の材料だけにかなり安全性が高いと言えるものである。
両方ともに、かなり古くから使用されていたようだ。
ステビアは、日本では #ポカリスエット に使われていたために、
名前を聞いたことがある方も多いと思う。
この甘味料は、南米原産のキク科の植物の葉から抽出するもので、すでに
1,500年も前から、 #マテ茶 の原料の一部として利用されていたようだ。
16世紀に南米を侵略した #スペイン の文献にも、既に原住民がマテ茶の
甘味料として、また #薬草 として使用していたことが記載されている。
ただ、これを実際に製品化したのは #日本の会社 で、1971年のことだから、 一般に知られるようになってからの歴史は浅いとも言える。
近年まで、 #発がん性 が指摘されたり、生殖器への影響があるとされ、
アメリカをはじめ多くの国で使用が認められていなかったという経緯がある。
しかし、これらの報告の中身を見ると、人間対象のデータではないことも
あり、誤りであったとする考え方が主流になっている。
それに、ステビアの甘さは砂糖の200倍もあるため、根本的に砂糖と同じ
感覚で使うことは出来ないことから、ほんの少量使うことが基本になる。
そのため、強い #殺菌効果 や #抗酸化力 など、メリットの方が
大きいと考えている。
#飲み物 に入れたり、 #ゼリー を作る際に使うなどすれば、
糖質を抑え #カロリー を控えるという点では有効だと見ている。
一方、甘草はマメ科の植物の根から採れる。
こちらの歴史はさらに古く、4,000年前の #インド で利用されていた旨の
記録が残っている。
#漢方 発祥の #中国 でも古くから、万能薬として利用されており、その後
日本にも伝わり、漢方医学の発展に伴い、医療に広く用いられていた。
そのため、日本では #生薬 としてのイメージが強い印象があるが、
甘味料として多くの食品に利用されている。
日本では、味噌や醤油の一部に使われているが、 #ヨーロッパ では、
#薬草酒 として #リキュール に良く使われている。
#英語 では #リコリス と呼ばれ、赤や黒の #グミ のような、
ひも状または渦巻状のお菓子として親しまれている。
私が最初に食べた時の印象は「なんじゃこりゃ!」だったが、一緒に食べて
いた #フランス人 は懐かしい味だと、美味しそうに食べていた。
また、 #アメリカ で良く飲まれている炭酸飲料に #ルートビア があり、
こちらも湿布のような独特な臭いがあり、日本人の大半は苦手だと思う。
どちらも慣れると病みつきになるので、つくづく食習慣は恐ろしいと思う。
甘草は薬として用いられて来ただけに、抗炎症作用・抗ウイルス作用などの
メリットが多いが、高血圧症などのデメリットもある。
こちらも砂糖の50倍とも200倍とも言われるほど甘いため、少量しか
使われないし、独特の香りがあるため、日本人向けのお菓子の
甘味料として使うのは難しいと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。