「自己評価が低い」場合、その原因が何なのか。『自信をもてないあなたへ』には3つのパターンが示されている。それを図にしてまとめるとこのような感じになる。
私の場合、昨年から鬱病の治療として抗鬱剤を服用してきた。まだ治療は続いているが、ここにきてかなり改善したと自分では感じている。というのも、何か困難が生じたときに、以前は即、「死にたい」という思考に繋がっていたが、それがなくなったことだけでも大きい。そしていまは、自分の考え方や感じ方を修正していきたいと前向きに冷静に考えている。
しかし、未だ「自分はダメだ」と感じたり、人からのアドバイスを攻撃と感じやすい点は残っている気がする。対人関係にしても、相手が自分をどう思っているかを気にして怖くなる、という癖が消え去った自信はなく、いつまた緊張して身動きが取れなくなるような状況に陥るとも知れず、不安がある。
上の図に照らしてまとめると、(1)および(2)の、臨床的な治療とストレスの原因となる問題の除去はある程度(あくまで、ある程度、だが)効果が見られた。しかし(3)の問題は取り組み始めたばかりで、良い方向に進み始めたとは思うものの(認知行動療法の本を丁寧に読もうと思うこと自体、ある意味進歩だ)、確実に自分の思考パターンを軌道修正していく手がかりが欲しい、という段階である。それに今ならば、このような作業を進めていくことが出来る気持ちの余裕があると感じる。試してみる価値あり、と踏んで読み進めてみたい。

