何もないまま 産まれてきたんだ
何もないから 産まれてきたかった
何もなくていい 産まれさえすれば
想って描いて触って嫌って
悩んで笑って泣いて好いて
偽善にして 絶えず語り 嘘を厭う
誰が与えたんだ 悪にしろ善にしろ
何も知らない 知りたくなんかない
1から2を通って0を目指したあの頃
嫌気がさして手を振って手を掴んで
今0はまた1に気付かず2を探している
何もないまま 生きてきたんだ
何もないふり 生きていたかった
何もなくていい 生きてさえいれば
そんな錯覚を常識に変えた 脳
強がりが哭いた言葉を届けたい
アイしてる 行方はきっと 何処?
話して 離して 放して 咄して
狂って 来るって 繰るって 苦って
好きになる理由を探して たった一秒
嫌いになるには一目じゃ足りないよ
何も要らない 無ければよかったのに
1から2を通って0を目指したあの頃
後悔を恨んで追い掛けて追い越して
今0はまた1に気付かず0をさまよう
誰の声がどんなに響いても
鼓膜なんかじゃ心は揺れなくて
僕の声はどんなに小さくても
嫌なことも好きなことも全部ヒビく
耳を塞いで眼を閉じて
逃げるほど閉じ込めるほど
裏腹に迫る 否が応にも出会う 自分に
何もないまま 産まれてきたんだ
何もないから 産まれてきたかった
何もなくていい 産まれさえすれば
何もないまま 生きてきたんだ
何もないふり 生きていたかった
何もなくていい 生きてさえいれば
何もないまま 死んだ眼をした
何もないまま 死んでいく筈だった
何もなくていい...死にきれなかった
そんな感情をアヤメに変えた 脳
強がりが哭いた言葉を届けたい
アイしてる 行方はきっと 他でもない
アイしてる 此処に在るだろう
