遠行雑記-350
着陸した福岡空港から地下鉄でスムーズに移動し、到着したのはＪＲ博多駅。着陸してからまだ30分もたっていません。ホント、旅客にとって福岡空港は全国屈指の便利な空港です（まぁ、そのぶん住民に負担が掛かっているのかもしれませんがネ 
）。
ところで、急ぎ旅といってもただただ早く移動すればいいというものではありません。しっかりと自分が見たいものを見る。触れたいものに触れる。というのが旅の主目的なのですからね。したがって博多からの移動は新幹線ではなく、久久ブリブリにご対面のコイツです。
まだ元気に走っていますね。青い『ソニック』。
乗り込むのはもちろんグリーン席です。
「もしかしたら貸し切り状態かナ？」
グリーン車の棚は荷物が滑り落ちずに安心です。
内装もおしゃれ。昔はグリーン車専属の（美しい）アテンダントさんがいておしぼりをくれたり、コーヒーをサービスしてくれたり…、懐かしいナァ…。
「なんでこういうサービスをやめたんだよＪＲっ!!!」
定刻通りに出発! 
予想どおりグリーン車は爺ィひとりの貸し切り状態でした。こんな立派な車両に私ひとりきりなんて…車掌さんと目が合ったらちょっと気恥ずかしいじゃないですか。そうだ! 大勢のミッキーマウスと一緒に乗ってると思えばいいんじゃない？
ソニックのグリーン車はね、さほどの高額な料金でもないんですヨ。地元の乗客ならともかく、たまに利用する旅行客は是非とも皆で利用しましょうよ。ものすごい贅沢ではないのですから。さもないとそのうちグリーン車両が無くなっちゃうよ！
「サービスの消滅反対っ!!!」
…操縦席もカッコイイ。
ひとりきりだから写真撮り放題。座席に座ってる暇なんかないんだよネ。
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そんなこんなで辿り着いたのはＪＲ『門司港駅』。最後に訪問したのはまだ改修工事中の頃ですから６、7年ぶりほどになってしまいました。
「きれいに元どおりになったじゃないの」
駅構内の様子も以前と変わらないようで安心です。
「へェ、駅舎に二階があったのかぁ」
もちろん上がってみます。
なかなか良い雰囲気。聞けばここは『マリーゴールド門司港迎賓館』のフレンチレストランで、当日は貸し切りで入れませんでしたが、ランチ・カフェ・ディナーの各タイムで利用できるほかウェディングもＯＫだそうですよ。国指定重要文化財で結婚・パーティなんて乙なものですねぇ。
個室もグッドです。
ロマンチックな気分にならざるを得ないでしょうネェ。
どこか遠くを見つめておるゾ。(^.^)
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