閑話放題-147
以前、日本人は電車内で読書にふける人が多いことで知られていましたが、最近では乗客の八割近くがスマホを眺めているようで、新聞を読む人すら少なくなりました(たまに熱心に読んでいる人に近寄ってみると競馬新聞だったりしてネ)。今やスマホで何でもやってしまう時代。G爺のごとき置き去りにされた老人たちは諦め嘆くしかないのであります…。
一方で、若者たちの間でコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)が再流行しているそうでありますね。最新のスマホ写真より画質は劣るのですが、思いもよらず粗く暗く写ったりするのが面白いそうです。理由はともかくスマホで写真を撮ったことがないG爺としては大歓迎。もっと流行れば周囲を気にすることなくコンデジで立体写真を撮り歩くことができますからネ。もっとも、こんなことばかり言ってるから時代に取り残されるのかも知れませんが…。
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そんなこんなで今日も FinePix3D と共にやって来たのは東急東横線の都立大学駅。ぞろぞろと流れる人の群れについて歩きます。
ここは駅から徒歩7、8分の『目黒パーシモンホール』です。
鈴木優人さん率いるBCJの歌劇『魔笛』の公演があるのです。なんといっても美しい『パミーナ』役を大好きな『森麻季』さんが演じるのです。来ないわけには参りませんヨ!
本日も良い席が取れているんです。ここはオーケストラピット直後からスロープの座席となっているので、前列の観客の座高も自身の座高も気にすることなく観劇することができます。椅子もわずかにリクライニングするので本当に楽です。
(著作権侵害を避けるために正面の画像にモザイクをかけています)
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純白のドレスで登場したパミーナが歌うアリア『愛の喜びは露と消え(ああ私にはわかる。全ては消え)』が終わる頃にはG爺の眼には大粒の涙が…イヤ、ほんと。良かったナァ。
パパゲーノ役のバリトン大西宇宙(たかおき)さんも大活躍。爺ィだけでなく婆ァ達の集客も良かったことでしょう。ストーリーは新解釈で誰も命を落とすことがない演出。めでたしめでたし。日本人のオペラ歌手もいいじゃないですか!
会場でお土産を売っていたので購入しました。
中身は何かというと…
「今夜はコイツをつまんで一杯やるか~!」
歯医者に行ってからが良いゾ。(^_^;)
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