閑話放題-143
こんな爺ィのしがない小さな人生にも拘らず、新型コロナウィルスのパンデミックなどという非常に大きな事変を経験してしまいました。人生の晩年に無駄な時間を費やしてしまったことが残念でなりません。この三年間の行動自粛がなければ世界中をもっと旅してまわることができたはず…。アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、ヒマラヤ、南極…もうこの際、北極も入れておこうかナァ…。
などと言いながらやって来たのは埼玉県秩父市です。
毎年十二月の二日と三日に行われる『秩父夜祭』につきましては、五年前の当ブログ記事《いってんべぇ知々夫の祭》でレポートしております。盛大なお祭りで、特に十二月三日の『本宮』(前日は宵宮といいます)では屋台と呼ばれる山車が4台、笠鉾という綺麗な山車が2台の計6台が夜通し町内を引き回されて大変賑わいます。
「しかし、宿が取れんのじゃ…」
そう、町内の宿という宿は半年以上前から予約で満杯。中には車中泊などという手段をもって観光する人もいるようですが爺ィには到底無理。そこで今年の夜祭は日中だけ観光することにしました。まぁ、散歩がてらに祭りの雰囲気だけでも味わおうといったところです。
本宮の夜遅くには急な坂道を登ってこの『御旅所(おたびしょ)』に山車が集まります。ここが祭りの最高潮となる場所です。但し、この付近での大混雑を覚悟しなければなりません。もう、爺ィなどの出る幕ではないのです。
お旅所で警察の皆さんが警備の打ち合わせ中です。ご苦労様です!
さて、町のメインストリートの一角で屋台を発見。どうやら休憩中のようですね。
重さ20トンの屋台もあるそうです。
こちらの屋台では夜にむけての飾りを装着しているようです。
夜の引き回しを前に、通りはすでに人でいっぱいです。
業者の出店だけでなく市民主体のバザールなどもあります。
ここで美味しそうなものを発見!
注文すると目の前でお兄さんが揚げてくれます。
揚がり~! ジューシーで美味いんだコレ。時々「俺、キノコだめ。特に椎茸ダメ」とか言ってる大人がいますがネ。何を言ってんの? こんなうまいもの喰わないことこそダメッでしょ?
通りを離れて『秩父神社』に向かうことにしますが…さらに人が増えてきました。
登録有形文化財の『パリー食堂』さんはいつも満員。この日も客が並んでいました。
神社では屋台芝居に見物客が群がっていました。
参道の『番場通り』には出店屋台がぎっちり。人と肩をぶつけながら進むしかありません。
まるで一足早い初詣のようです。
参道の人混みを避けて『秩父鉄道』の線路沿いに移動しました。電車が『御花畑駅』を出発したところをパチリ。
反対方向の三峰口行きをパチリッ。
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大変な人混みでしたが久々に祭りの雰囲気に浸ることができました。それにしても歩き疲れたので甘味でもいただくことにしましょう。
疲れを早くとるため、こういう組み合わせが良いと思います。
「最高デス!」
おかわりしてはならんゾ。(^_^;)
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