遠行雑記-339
長年に亘り様々な彷徨を続けて参りましたが齢を重ねるとさすがに体力の衰えを感じること頻り、以前に比べ少々厳しい旅程は組めなくなって参りました…。
それでも「遠くへ行きたい」、「知らない町を歩いてみたい」という欲求だけは衰えを知らず、(ジェリー藤尾さん《わかるかな~?》の歌の如く)これまで行ったことのない地方へと再び出かけることに致しました。
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まぁ早い話、生きてる間にいろんな旅をしてみたいわけで…、今回はまだ訪問したことのない『壱岐対馬』に出かけることにしました。本記事のタイトルは『魏志倭人伝』に記述されている一支國(いきこく:現在の壱岐市)と對馬國(現在の対馬市)の表記を用いたものです。
壱岐島は長崎県の離島ですが渡るには佐賀県の唐津東港からフェリーを利用します。遠方にあるように感じますが、実際は羽田を出発してから唐津駅までは四時間強で行けますし、駅周辺にはレンタカー店もあるのでさほどの負担にはなりません。
九州郵船の『ダイヤモンド いき』が入港しました。2時間弱の乗船で壱岐島の『印通寺(いんどうじ)港』に到着します。
全長:75.7メートル、定員350名のフェリーです。
やがて島影が見えてきます。壱岐島は面積の割に平らな島で、最も高い『岳ノ辻』でも標高が212.8mです。
そろそろ日没も近づいてきます。
次第に旅情が掻き立てられます。
都会の日常とは大きく異なる風景です。
「綺麗だナァ…」小さな独り言です…。
やがて印通寺に入港です。
明日は何に出会えるのか…予定を確認しながらもうワクワクです。
天候も確認したほうが良いゾ。(-_-;)
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