TODAY'S
 
先輩の教え

 

仕事の上では、上司や部下を始め、取引先の会社などでも様々な世代との交流があります。そんな世代間の交流の一つに新人教育があります。

新入社員の教育を任されたAさんは、ある日、自分が新人だった頃に「教育ではこうして欲しかった」と思っていたことを振り返っていました。

思い返すと、口には出せなかったものの我慢してきたこと、本当はこうして欲しかったという願いなど、苦労した記憶が次々と頭に浮かんできます。

しかし、同時に、若かった時は厳しく感じた教育内容も、それらには価値ある教訓も多く含まれていたと、深く感じています。

そこでAさんは、先輩からの教えの中でも特に「後から効いてくる」と感じた普遍的な教訓に焦点を当て、伝え方を工夫しようと決意しました。

教育する側がためらってしまうと、後輩は貴重な知識やスキルを学ぶ機会を失ってしまうかもしれないと、Aさんは危惧したといいます。

「良い」と思ったことは、勇気をもって次代に伝えていきたいものです。



【今日の心がけ】

良いところを伝えていきましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年9月号より引用

 

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 私の個人的な感想

 

自分が教える側になる頃には忘れてしまうんですよね苦笑

 

入社当初はとても必死で大変だったはずなのに、そんなことすっかり忘れて後輩や部下に対して冷たく対応しがちです。Aさんのようにきちんと覚えておくようにするためにも、教育担当とか役職者じゃなくて一年先輩の人がやるといいかなって思います。

 

そうすれば先輩はおさらいを兼ねてアウトプットすることで、自分の知識が深まりますし、直近で自分が苦しんでいるはずなのでちょっとは苦労を覚えているはずです。

 

きっと職場の教養を導入する会社は中小企業が多いと思うので、教育専門の部署やカリキュラムが確立してなくて身近な先輩方がやってますよね、きっと。だから知らず知らずのうちに実践できてるはずです。

 

そうかなあ、そうでもないと思うなあ…と思ったなら、今日は自分の仕事ぶりを見直すいい機会としてみましょう。

 

 さて朝礼では。

 

教える機会のない立場の人だったとしても、良いところを伝えることはできるはずですよ。身の回りで教育担当の人が困っていたら「こうするといいかも」ってアドバイスはできるはずです。

 

自分は関係ないとは思わずに、どんどん発信していく気概をスピーチしてみましょう。

 

 そのまま話せるスピーチを配信中

 

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。

 

その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

 

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

 

と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

 

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

 

という方は読んでみて欲しいです。