冒険コース
Aさんの勤めるセミナーハウスでは、小学生向けに多彩なプログラムが用意され、参加者の冒険心をくすぐり、学びの喜びを感じられる環境が整っています。
このセミナーハウスでは、毎年恒例となっている富士の五合目周辺の森林コースを歩くイベントがあり、今年も小学生を案内する季節が訪れました。
打ち合わせの途中、同僚のBさんは「今年はいつもの簡単なコースではなく、より難易度の高い『冒険コース』を試してみよう」と提案しました。
Aさんは「そのコースは小学生には少し危険かもしれない」と心配しましたが、山に詳しいBさんは「毎年同じコースでは子供たちも飽きてしまう。安全を確保しながらも、挑戦しがいのあるコースの方が楽しいはずだ」と言いました。
そこで、引率者を増やすなど安全対策を強化し、冒険コースを採用しました。当日、子供たちは起伏が多い森を歩き切り、満足げな笑顔を見せてくれたのです。
そして、今回がプログラムを充実させる良い機会となり、セミナーハウスの職員たちも、新たなことに挑戦するやり甲斐を実感したのでした。
【今日の心がけ】
難しいことにも挑戦しましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年9月号より引用
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私の個人的な感想
子供の頃は冒険心があったのですが、どこで失くしてしまったんでしょうね…私。今ではすっかり安全なルートが好きになってしまいました。
日々挑戦はしていますが、99%成功すると確信が持てるまで行動はしません。かなり臆病で保守的に、良い言い方をすれば『慎重』とも言えますが…。
挫折はなかったけど、刺激的で面白い人生でもなかったですね。…って、まだ人生残ってますけどね苦笑
仕事ではそうは言ってられませんでしたのでなんでもやってきましたが、挫折や失敗を味わいたくないがために残業と休日出勤を繰り返していた日々は、決して楽しいものではありませんでしたし、やりがいや達成感もありませんでした。
自分の要領が悪いと言われればそれまでですが、もっといいやり方があったんじゃないいかなって今では思います。環境を変えるために転職したわけですし、この先の人生では子供の頃の冒険心を取り戻して生きていきたいですね。
さて朝礼では。
プライベートではできなくても、仕事では強制イベントとしてクエストをこなしているのではないでしょうか?
「責任感や使命感があるからだよ」というのは理解できますが、その情熱を他のことにも回せるともっと良くなるかもですよ。
そんな気持ちをスピーチしてみましょう。
そのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。