ケニアの蚊取り線香
愛知県の「りんねしゃ」では、除虫菊などの天然原料で防虫線香を製造・販売しています。この線香は、化学合成の殺虫成分で作られるら一般の蚊取り線香に比べ、人体に優しく、化学物質に弱い体質の人でも使うことができます。
この線香は現在、アフリカのケニアでも製造しています。『同社が除虫菊の栽培や線香の作り方、ビジネス化についてアドバイスしているのです。
除虫菊の栽培、線香の製造はすべて手作りであるため、ケニアの小規模農家の所得向上や雇用促進にも貢献しています。
また、ケニアではマラリアによって毎年多くの人が亡くなっています。除虫菊の殺虫成分は、化学合成の殺虫剤に耐性を持つ蚊にも有効で、蚊が媒介するマラリアなどの感染症の対策としても期待が高まっているのです。
誰もが安心して使える物づくり、そして、貧困や感染症に悩むケニアへの製法伝授、こうした利他の精神による行動が社会をより良くしていくのでしょう。
自分の利益だけにとらわれず、利他の精神で仕事に取り組みたいものです。
【今日の心がけ】
利他の心を大切にしましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年9月号より引用
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私の個人的な感想
勝手に画像を貼るわけにはいきませんので広告を貼っています。これなら合法で写真付きで紹介できるので。というわけでこの商品みたいですね。…たぶん。
虫取りが大好きな私は、子供の頃に蚊に刺され過ぎて免疫ができたみたいでして。だから蚊取り線香も虫除けも必要ないわけですが、こんな感じで自分にとって無関心なものって他人にとっても同じだと考えてしまいがちですよね。でもこの蚊取り線香のおかげできっと多くの命が救われているんだと思います。
私のこの↑の考え方は利己の精神そのものなので、もっともっと利他的に考えられるようにしないといけませんね。
仕事でも同じことが言えるでしょう。自分がよければそれでいい、会社が儲かればそれでいいという考え方ではなく、誰かを幸せにするために働いているんだという利他の心が必要です。言葉で書くとクサいですが、きっと皆さんも多かれ少なかれ誰かのためって気持ちで仕事に取り組んでいるはずです。
今日の自分の仕事への取り組み方を見直してみて、利己的になってないか確認しましょう。
さて朝礼では。
仕事とは誰かのためにやるものですので、どんな職種でも必ずどこかの誰かの役に立っています。製造業や事務仕事ですと直接対面することはないかもですが、その先には必ずあなたを必要としている人がいます。
だから自信と誇りを持って利他的に仕事に取り組みたいという気持ちをスピーチしてみましょう。
そのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。