ハッキヨイ
Aさんが、小学生の息子とテレビの相撲中継を見ていると、「パパ、行司がハッキヨイと言っているけど、どういうことなの?」と尋ねられました。
ただの掛け声だと思っていたAさんですが、子供にいい加減なことは言えないので、「パパもよく知らないから、一緒に調べてみようか」と答えました。
調べてみると諸説あり、「早く競いなさい」という掛け声の「早競へ」を語源とする説、古代中国から伝わる易で「良い八卦になった」を意味する「八卦良い」を語源とする説などがあるとわかりました。
日本相撲協会では、「お互い元気を出して頑張って相撲を取りましょう!」という意味の、「発気揚々」に由来する、と解説しています。
また、これに関連して、取り組みでの掛け声「のこった、のこった」は「二人とも残っています。勝負はついてないですよ」と意味することを知ったのです。
Aさんは、相撲に対する関心が以前より高まったのを感じています。何気ない疑問を調べ、新し知識を得る楽しさを体験したAさんでした。
【今日の心がけ】
知らないことを積極的に調べましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年7月号より引用
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私の個人的な感想
Aさんは子供にどうやって教えたんでしょうね。「早く競いなさい」説は簡単に伝えられそうですが、子供の質問に答えるのって難しいですよね~。っていうか私、ずっと「ハッケヨイ」だと思ってました。
聞き間違いといえば、最近までUSJのCMの最後に子供が叫ぶアレ、「ノーマネー!」だと思ってました。子供は「お金がない!」と叫び、画面には「NO LIMIT」と書かれているので、「制限なくお金を使えってことか…まさかなあ」と思って調べたら…
USJさん、ごめんなさい。
そして最近のCMは、英語が聞き取れない私にも聞き取れるように発音を変えてるんですね。
さて朝礼では。
世の中、知らない言葉はたくさんあります。そんなときに知らないまま放置せず調べてみましょう。仕事でやってることにも知らないことはいっぱいあるでしょうし、仕事ネタに絡めて話してもいいと思いますよ。
知ろうという意気込みをスピーチしてみましょう。
そのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。