
仕組みの検証
ある国では一時期、コブラが猛威を振るっていました。そこで政府は人々にコブラを捕獲させるために、その死骸にお金を支払う施策を始めました。
ところが、この取り組みはうまくいかず、コブラの数は減りませんでした。その理曲は、多くの人がお金を得るためにコブラを飼育しはじめ、その死骸を政府に買い取ってもらおうとしたことによります。
このように、問題を解決しようとして、ある仕組みを導入した際に、ますます事態が悪化してしまう現象を「コブラ効果」といいます。
新たな仕組みや決まりを導入しても、それが有効に機能しないことは、会社においても起こりえます。導入当時はうまくいっていたものが、時間とともに徐々に機能しなくなることもあるでしょう。
当たり前と思っている仕組みや決まりが、実は仕事の妨げになっていたり、やる気の喪失につながったりしていることがあるかもしれません。
変更が必要であると考えられる仕組みがあれば、改善を検討してみましょう。
【今日の心がけ】
変更すべき点は改善しましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年7月号より引用
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私の個人的な感想
そういえば昔、沖縄でハブを倒したら賞金が出るって聞いたことがあったんですが、今でもやってるんでしょうかね。命がけの仕事ですし絶対にやらないだろうなって思ってましたが、よく考えたら私、RPGゲームが好きで、クエストで魔物討伐をよくやっています。本当はそういう職業に憧れてるんでしょうか苦笑
このまま話を進めるとゲームの話になるので元に戻しますが、世の中には「コブラ効果」なんてものはいっぱいあるんだと思います。例えば3日から始まる新札発行も、偽造防止のつもりで良かれと始める施策を逆手に取って詐欺をする人も増えるでしょう。
どう計算しつくして未来予想図を設計しても、それを超える発想の持ち主は表われるものです。でも問題が起きたときは改善のチャンスでもあるので、職場の教養に書いてあるとおり、すぐにでも実践できる体制が整っているといいですね。
皆さんの会社でもそんなことがないか、今日は確認してみましょう。
さて朝礼では。
思い当たることがあるなら、これを機に朝礼で話してみるのもいいかもですよ。特に思いつかないのであれば、今日は一日、自分の会社にコブラ効果があるのかどうか探してみるという意気込みを話してみましょう。
そのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。


