相手の気持ちを考える
1977年9月3日、読売ジャイアンツの選手であった王貞治氏が、ハンク・アーロン氏の保持していた世界記録を超える756号のホームランを打ちました。
かつてアメリカで国務長官を務めたコリン・パウエル氏は、この時の王氏について「打ったフォームもすばらしいが、はしゃがず、おごらずベースを回る姿に気品がある」と述べています。
王氏はホームランを打った後、相手投手を一瞥し、その心情を慮ってベースをまわっていたといいます。
この相手を思いやる謙虚な姿勢と、たゆまぬ努力を続けた結果、生涯に868本のホームランを打つ大記録につながったのでしょう。
私たちも努力が実り成功した際の喜びはひとしおです。しかし、自分一人の力だけで成し遂げたというおごりがある場合、その姿勢が人間関係のトラブルなどを招き、次の成功につなげることは難しくなるでしょう。
相手の気持ちを思いやる謙虚な姿勢で、業務に励みたいものです。
【今日の心がけ】
思いを形にしましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年6月号より引用
↑タッチで別サイトへ↑
私の個人的な感想
王さん、気品がありますね~。
私がもし…喜怒哀楽があまり表に出ないらしい私がこれをやると、冷静で無表情な顔してベースを回って相手投手を一瞥すると思うので、「フフッ、この結果は当然さ」みたいな嫌味な感じに伝わるのではないかと…苦笑
私の場合は謙虚すぎて嫌味に見えるみたいです。
『喜』役になってないし喜んではいけない
『怒』私が悪いです、ごめんなさい
『哀』私がみんなを悲しませてしまった
『楽』楽しいのは周囲のおかげ
ここまでくると「謙虚」を通り越して『卑屈』ですよね。現に職場で言われたこともあります。
「○○さん(私)が『太々しい』とか『図々しい』と思ってる行動をとってもたぶん謙虚に見えると思うよ。考えすぎだしネガティブすぎなんよ」と。
ですので卑屈から『謙虚』レベルまで引き上げるために、私はもっとはしゃいで、おごってみようと思います笑
さて朝礼では。
若い方は人生これからなので、どんどん新しいことに挑戦するという意気込みをスピーチしてみましょう。
年齢を重ねたな…と感じている人は、職場の教養に書いてあることを実践して挑戦する意気込みをスピーチしてみましょう。
そのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。