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ちょうど良いは危ない
工場に勤務しているAさんは、社員教育で「早いは良い、ちょうど良いは危ない、遅いは論外」という約束の時間に関する考えを学びました。
Aさんが〈なぜ、ちょうど良いことは危ないのだろうか?〉と思っていた矢先、締め切り日に納品した二種類の製品で、ラベルの入れ違いが発覚しました。
従業員が総出ですべての食べるを張り直して再納品する事態になり、納期を三日も過ぎてしまいました。取引先からも厳重注意を受けてしまったのです。
Aさんの会社は創業から20年が経ち、長年の取引先も多く、業績も安定していました。そうした慣れがあってか、納期がギリギリになったり、時には遅れをきたしたりすることもありました。
今回のトラブルを全社的に反省し、製品チェック体制の強化に加え、「遅くとも納期の前日までに納品する」ことが決まりました。
相手からの信頼を守り、予期せぬトラブルを未然に防ぐためにも、納期や訪問時間などの日時を守ることは、特に注意を払いたいものです。
【今日の心がけ】
時間に余裕を持ちましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年5月号より引用
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私の個人的な感想
前の会社は「200%の仕事が当たり前、150%は三流、100%は論外」という教育を受けたことを思い出しました。お客様の要望を100%叶えても「仕事ができないヤツ」認定なんです。
お客様の要望(1~100)
+
感動、喜び、幸せ、驚きなど(101~200↑)
要望=言われたことをやるだけなら誰でもできるって感じで、「上積みがないとダメなんだ!」って。そのせいで、違う意味で「時間に余裕を持ちましょう」ってのはなかなか実現しませんでしたけどね苦笑
しかしそのおかげで、某有名経済誌のランキングで日本一を取ったことがあるんですけどね!(誇らしげ)
というわけで。
ちょうど良い仕事は確かに危ないです。だってお客様の要望が1%でも叶えられなかったらその仕事は失敗ですからね。でも150%やれば1~50%失敗しても目標は達成できます。私の感想はちょっと視点の違う感想ですが、「ちょうど良いは危ない」ってことは、こういう考え方もあるんだよって参考にしてもらえればと思います。
さて朝礼では。
皆さんは時間に余裕を持っていますか?
職場の教養に書いてあることはとっても大事なお話なので、自分ができてないと思ったならば、今後の取り組み方について改善方法や反省点をスピーチしてみましょう。
そのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。