TODAY'S
 
剣豪の敗北

 

剣豪として名を馳せた戦国武将の一人に柳生宗厳がいます。柳生家一門の間でも「当家の宝」と言われるほど剣術のセンスに秀でており、当時流行していた様々な流派に学んで、メキメキと腕を上げていきました。
 

ところが、宗厳が35歳の時、ある人物と対戦して初めて完敗します。その人物とは、「新陰流」の開祖として知られる剣聖の上泉信綱です。
 

握っていた刀を奪い取られてしまうほどの圧倒的な実力差で負けてしまった宗厳は、その場で信綱に弟子入りを志願します。そして改めて一から剣技を鍛えなおし、二年後には師から免許皆伝を受けるまでに上達しました。
 

宗厳の成長の要因は、信綱との勝負に負けたことで、剣術にすべてを捧げていたかつての自分の姿を思い出したことにあります。そして、生来の能力に甘んじていた自分を省みて一心不乱に鍛錬を重ね、技により磨きをかけたのです。
 

人間の真価は、負けた時や失敗した時にこそ問われます。負けや失敗は、自分を成長させてくれる貴重な体験だと、日頃から肝に銘じたいものです。



【今日の心がけ】

負けや失敗から学びましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年5月号より引用

 

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 私の個人的な感想

 

今日の内容は私が得意とするところです。というよりも、自分の身の回りに起きたことはすべて『失敗』だと捉えるくらいネガティブなだけかもしれません苦笑

 

「なんで失敗したんだろう」
「なんで成功したんだろう」
「さっきはうまくいったけど次回はムリそう」
「もっといい方法があったのではないか」
「別の人だったらもっとうまくやれたのではないか」
「どうしたらもっとうまくやれるのか」

 

…以下続く

 

というように、何かアクションを起こすたびに脳内反省会が始まり、自分を愛でたり褒めたりすることはありません。ようするに、

 

ドM

 

なんでしょう笑

 

私の考え方は「二度と失敗しない」という意味ではプラスに働きますが、「一回成功したからって二度目も成功するとはいえない」とマイナスに働く考え方でもあります。つまり、成功体験が活かせずに容易にできることでも二の足を踏んでしまうワケです。

 

ドMな人は、今日の心がけはほどほどに受け止めましょうね笑

 

 さて朝礼では。

 

noteの有料記事には普通の考え方、もしくは失敗から学べない人向けにちゃんと書きます笑

 

今日の内容が実践できていない思う人は、職場の教養の内容を今日から取り入れてやってみるという意気込みをスピーチしてみましょう。

 

 そのまま話せるスピーチを配信中

 

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。

 

その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

 

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

 

と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

 

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

 

という方は読んでみて欲しいです。