TODAY'S
 
予期せぬ出来事

 

ある日、Aさんは家族と共に車で出かけました。途中、高速道路を利用しようとした時、予期せぬ出来事が起こったのです。
 

「開くはず」のETC(電子料金収受システム)専用レーンのゲートが開かなかったのです。そのため、Aさんは慌てて急ブレーキを踏むことになりました。
 

幸い、同乗していた家族に怪我はなく、また後続車がいなかったために大きな事故にはなりませんでしたが、後味の悪さだけが残りました。
 

ゲートが開かなかった原因は単純で、Aさんの「思い込み」にありました。
 

車を運転する機会の多かったAさんは、普段からETCカードを挿入したままにしていました。しかし、どういうわけか、この日は挿入具合が甘く、きちんとはまっていなかったのです。
 

高速道路に入る直前に、カーナビゲーションシステムの音声が確認を促していたにも関わらず、Aさんは〈大丈夫だろう〉と高を括って聞き流していました。
 

慣れ親しんだ状況であっても、事前確認はしっかりと行ないたいものです。



【今日の心がけ】

思い込みを捨てましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年3月号より引用

 

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 私の個人的な感想

 

ETCって緊張するんですよね~。「ほ、ホントに開くのぉ?」と思いながらそろりそろりと入っていきます。低速過ぎて他人に迷惑がかからないよう、いちばん遠くて人気のないETCレーンまで行き、「後続車なし! 今のうちに通ってみよう!」

という、常に回りくどい生活をしています苦笑

 

私の車はルームミラーのところに「ETC OK」と表示されるのですが、それを見ても「表示がおかしいかもしれない」と不安になり、物理的なカードの挿入確認をします。

 

めっちゃ不安症でものすごく周囲に気を遣っていても、慣れてくるとAさんのようになってしまいます。私もきっと毎日高速道路を利用する生活になったら、「大丈夫だろう」って思うようになるでしょうね。

 

…という話を父にしたら「それくらい心配して行動してきたから長生きできてるんだ」という返事が返ってきました。

 

そうです。この性格は父譲りで、私もそれを受け継いでいるのです。今まで自分の性格をネガティブに捉えていましたが、この返答を聞いて心が軽くなったような気がしました。このポジティブさを私も見習わないとですね。

 

 さて朝礼では。

 

予期せぬトラブルというタイトルですが、実際はほとんどのことが予期で来ているはずです。それでも失敗してしまうのは、慣れや思い込みからくる油断のせいでしょう。だから皆さんのお仕事でも起こり得る内容ですね。

 

仕事での失敗談があるならそれを話しつつ、次回の反省にしようという気持ちを朝礼で話してみましょう。

 

 

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職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。

 

その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

 

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という方は読んでみて欲しいです。