生活の質の高さ
物事は見る角度によって、まったく異なった「姿」「形」に映ることがあります。数値やデータからは読み解くことの出来ない優れた面が内在することもあるでしょう。だからこそ、多角的な捉え方が求められるのではないでしょうか。
国民一人のひとりの経済活動の指標として用いられるGDP(国内総生産)は低下を続けているといわれます。しかし、経済的な指標では読み解けない様々な局面において、日本が誇る、安定した生活の質を見出すことができます。
例えば飲食店に入ると、無料で衛生的な冷水が提供されます。公衆トイレでは、温水洗浄便座が設置されている所もあります。こうした事柄は、世界に誇るべき生活の質の高さと言えます。
言い換えれば、公共性がもたらす生活上の快適さや便利さは、相応の高い生活水準を維持している証でもあります。
人を思いやるために、自社の技術やサービスにどのように何を加味することができるのかを追求したいものです。
【今日の心がけ】
質の高い生活に感謝しましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年1月号より引用
↑タッチで別サイトへ↑
私の個人的な感想
ウォシュレットに感動する外国人を見ると、日本に生まれて良かったなって思います。私もこれが当たり前になっており、ウォシュレットがないトイレは利用できません。
トイレに限った話ではありませんが、一度上げた生活水準ってなかなか下げられませんよね。アパート暮らしのときは、シャワーのないバランス釜のお風呂、洗濯機は屋外、トイレはただの洋式、壁は土壁、隣の生活音が丸聞こえなど挙げたらキリがないですが、あの生活に戻れと言われたら「NO」なので、そのときは死物狂いで馬車馬のように働いて今の生活水準を維持するでしょう。…家のローンも残ってますしね苦笑。
だからトラックに轢かれて異世界転生する主人公が、中世の生活水準で過ごしているのを見てると「すげえ」って思いますよ。チート能力があっても貴族に生まれ変わっても美少女に囲まれててもイヤかもしれません笑。
さて朝礼では。
とまあ、しょーもない話で締めくくってしまいましたが、現代における日本の質の高い生活には感謝しているんですよ私は。
有料記事はどんな職種でも話せるようにもっと抽象的に書きますが、皆さんも当たり前だと思うのではなく、心から感謝できるように心がけましょう。
noteではそのまま話せるスピーチを配信中
職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?
と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。