TODAY'S
 
時代を超えて

 

約一三〇〇年前に編纂された『万葉集』を、現代のSNS感覚の言葉で訳した『愛するよりも愛されたい』が、若い世代を中心に人気を博しています。
 

例えば、舎人皇子の御歌「ますらをや 片恋せむと 嘆けども 醜のますらを なほ恋ひにけり」を親しみやすく訳したのが「イケメンの俺が片思いなんかするかよw っていってたけど したわwww」です。
 

著者は、もっと若い世代に『万葉集』に親しんでほしいという思いと、千年以上の時を超えて、万葉の人々と現代に生きる人の縁をつなぎたいといった思いから今回の「超訳」にチャレンジしたと言います。
 

仕事への思い入れが強くても、これまでの常識に縛られていては、新しい良いものは生まれません。本書は当初売れるとは思わず、五百部しか発行しなかったようですが、版を重ね、今では九万部以上も出版されています。
 

物事の本質を突き詰めて、時にはこれまでの固定観念を取り払い、柔軟な発想で仕事に取り組みたいものです。



【今日の心がけ】

発想を柔軟にしてみましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2024年1月号より引用

 

 

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 私の個人的な感想

 

これと同じようなヤツで、「般若心経の現代語訳」を10年ほど前に見たような気がします。普通の人からすると、お経はワケの分からん呪文のように聞こえると思いますが、意味が分かると受け入れやすくなりますよね。

 

 

私はこれと同じようなことを人材育成に取り入れてました。堅苦しい言葉でつまらない説明を聞いても頭に入ってこないだろうから、相手の好きなことや理解しやすいものに例えて教えることにしています。まあこれは年に1、2人しか入社してこない中小企業だからこそできる教育法であって、何十人を相手にする集合研修では難しいですけどね。

 

ほかにも、Wordで作成した分厚くて眠くなるつまらない紙媒体のマニュアルから要点だけを切り取り、LINEワークスにくだけた表現でトークすることで読んでもらいやすくするなど試行錯誤したものです。紙だと読みたくないけど、スマホ画面の短いトークなら読めるって人、増えてきたなーって思いますね。今日の職場の教養の内容は仕事にも活かせますよ。ぜひ試してみてください😊

 

 さて朝礼では。

 

この「超訳」の発想は、私のやり方以外にもいっぱいできることがあると思います。固定観念にとらわれず、柔軟な発想を持てるようにしましょう。

 

 

 noteではそのまま話せるスピーチを配信中

 

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。

 

その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

 

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

 

と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

 

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

 

という方は読んでみて欲しいです。