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石の上にも三年
「石の上にも三年」ということわざがあります。
これはどんなに冷たい石でも三年座っていれば暖かくなることから、辛抱強く続けていればいつかは成功するという意味で使われています。
日米の野球界で活躍したイチロー氏は、「小さいことを重ねることがとんでもないところに行くただ一つの道」と述べています。これはイチロー氏が二〇〇四年に、メジャーリーグの年間安打記録を塗り替えた際に述べた言葉です。
イチロー氏は高校時代、就寝前の十分の素振りを三年間毎日欠かさなかったと言います。プロ入り後も試合前には常に同じメニューの練習を行っていました。
成績の好不調に関係なく、自分の中でやると決めたことを継続して取り組む姿勢が、イチロー氏の輝かしい成績の礎となっていると言えます。
人はすぐに成果がでないと違う方法を試してみたくなるものですが、何事も継続しなければ成功することは難しくなります。どんな方法であれ、自分の中で信念を持って続けていくことが重要なのではないでしょうか。
【今日の心がけ】
続ける努力をしましょう
出典:倫理研究所 職場の教養2024年1月号より引用
私の個人的な感想
このことわざって、3年頑張れば成果が出るって意味じゃないんですよね。3年は目安であって、「だいたいそれくらい頑張ればいけるやろ」という比喩でしかありません。そう考えると、「いつまで続ければいいんだ…?」という疑問が湧いて出てきますが「いつかは」とアバウトに書いてありますよね。なんかすごく雑な表現で私は好きなことわざではありません笑。
ちなみに、自分が適正の乏しいと思っていることを3年間耐え忍んで頑張ったからといって、パフォーマンスが上がることはほぼないそうですよ。
そりゃそうですよね。努力すれば全員イチローさんのようになれるかというとそうでもないです。「継続」と「努力」は重要ですが、「適正」と「相性」も同じく重要だと思います。
ですのでどうか皆さまも、「石の上にも三年」のことわざを「我慢して続ければどんなことでもなんとかなる」と思わずに、ことわざの意味を正しく理解して、正しく努力を続けてほしいと思います。
さて朝礼では。
このことわざを「根性論」として捉えた人は、私とは違った意見が出てくると思います。職場の教養の内容的にはそれでいいと思いますので、そのまま話してみるのもアリですが、本来の意味はきちんと覚えておきましょう。
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職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。
その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。
でもそれってサービス業の会社で
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と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、
・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい
という方は読んでみて欲しいです。