TODAY'S
 
慣用句の誤用

 

慣用句とは、二つ以上の単語を組み合わせ、ある特定の意味を表わした言い回しのことです。
 

例えば「猫の手も借りたい」とは「とても忙しいので誰でもいいから手伝ってほしい」といった場面で用いますが、直接的な言葉遣いより慣用句を用いたほうが、会話や文章の表現をより豊かにする効果があります。
 

ところが近年では、その慣用句の誤用が目立つようになっています。代表的なものとして、入るのをためらうような高級店の前で「敷居が高い」という慣用句を用いる人がいますが、本来の意味ではありません。これは「不義理や面目ないなどの理由で、相手の家へ行きにくい」というのが正解で、文化庁の調査でも半数以上が誤用しているという結果が出ています。
 

しかし、人々の生活に即して自然発生してきた慣用句は、時代によって変化するものとも言えます。実際、誤用の方も併せて掲載している辞書もあります。
 元々の意味や正誤なども含めて、もっと言葉に興味を持ちたいものです。



【今日の心がけ】

言葉に対して興味を持ちましょう

出典:倫理研究所 職場の教養2023年12月号より引用

 

 

 私の個人的な感想

「慣用句」は記事に書いてある通り誤用が多いので、場合によってはイメージが悪く伝わってしまうんですよね…。ビジネスシーンであれば「役不足」の誤用を耳にします。

 

大役を任されたときに…

「いや~私では役不足ですよ…」
役不足 - Wikipedia

なんて言われたら、

 

「…ん? こ、この顔は…どっちだ? どっちの意味で使ってるんだ?」って表情を窺ってしまいます。

そうなると「力不足」の意味で使ってるのかどうかの確認で脳のリソースを使わなければならないので非効率です。だから私は相手にそのような面倒をかけないよう慣用句は使いません。

…なぁんて、職場の教養に対して反発的な意見かもしれませんが、慣用句は自分が使わなくても、正しい意味を知っておかないと相手の気持ちがわからないので、調べて正しい意味を知るように心がけています。

 

ちゃんと興味は深めてるんですよ?😁

でもまだまだ知らない言葉はいっぱいありますし、私も誤用している言葉はたくさんあるだろうなぁ。これからも学んでいかないと…ですね😊

 

 さて朝礼では。

 

「本やネットで調べる機会はないので職場の教養は私の教本です」なんてクサいコメントで乗り切ってもいいかもですね笑。


間違っても「私は正しく使っているが、相手がアホだと伝わらねえ」みたいな上から目線のスピーチにはならないように話してみましょう。

 

 

 noteではそのまま話せるスピーチを配信中

 

職場の教養を導入している某サービス業の会社で15年間勤務していました。

 

その15年間で得たノウハウを元に、自分の話したこと、ほかの人が話していたいい話をまとめ、そのまま話せるスピーチ風にして紹介しています。

 

でもそれってサービス業の会社で
話してた内容でしょ?

 

と思われるかもしれませんが、noteでは業種、性別、年代を問わず誰でも話せるような内容に変えています。ですので、

 

・職場の教養を読んでも感想が思いつかない
・朝礼当番の日が憂鬱
・そのまま読み上げるだけで終わらせたい

 

という方は読んでみて欲しいです。