設計士ロブさんはアーティスト
Passive Houseの案も彼の提案だったの。
設計当初から、完成したら本に載せたいって言ってて
本に載せたいくらいだから、設計凝りまくで
当然、予算オーバー。
そんな彼を説得に説得し完成した図面。
なのに、なのに、あーなのに
シアトル市ってば事実上却下しました・・・・・。
正確に言うと着工許可の返事を保留にしました。
何故ならThe Neighborhood Associations の意見を
重視し始めた為です。
って言うか「答えが今は出せない」ってMayor's Officeからお返事を頂いた次の週に法律が変わったんだからさー。
知ってたよね。きっと。
どっから説明したら良いのか・・・。
まず、Seattle City Councilは住民の意見に重きを置く姿勢をとってきたのだけれど
ここ十年でシアトル市に急激に住民が増えちゃったの。
当然、住居も必要よね。
で、デベロッパーが現存法の穴を利用して
シングル ファミリー ゾーンに高層のマンション
「マイクロ・ハウジング」を建て始めたの。
日本でいうワンルームマンションって感じ。
あっ、シアトル市は土地がゾーンで分かれているのね。
大まかに言えば
戸建て一世帯用ゾーン
( 定義は1つの家に1キッチン、1階段など等)
集合住宅ゾーン
商業ゾーン
で、この戸建て一世帯用ゾーンの裏庭をデベロッパーが買い取って「マイクロ・ハウジング」を建てたりし始めたの。
共同キッチンタイプもあるから高層長屋って感じ?
今で言うと高層シェアハウスか。
これを Seattle Neighborhood Associations が嫌って
No More Micro Housing って監視を強化したわけよ。
で、この度、裏庭建設の抜け穴「建蔽率等など」が
改正されたんだって。
改正されたんだって。
私達の家のコンセプトは多世代同居型ハウス
全室車椅子での使用が可能。
全室車椅子での使用が可能。
しかも各4棟リビングを除いて独立しているのね。
これがいけないのよ。
なんてたって戸建て一世帯用と集合住宅の中間みたいな
建物だから。
建物だから。
シアトル市のSeattle Department of Planning の方々は
私達の家に興味津々なのだけど許可を出せずに結局保留。
弁護士さんも介してMayor's Officeとの話し合いをしてきたのだけれど、埒が明かないので (お金もかかるし!)
土地の最購入に踏み切りました!