帰国しまーしたー。フライトが雨の影響で1時間遅れて友達と一緒にいるのもう疲れたのと最寄りへのバスがなかったので先に電車で帰ろうとしたら人身事故でダイヤが乱れ不定期に駅に着く仕様。息切れきれで乗れたと思ったらまさかの乗ってる最中数駅先で人身事故。もうおわかりかと思いますが僕が壊滅的な方向音痴です。検索かけても迷子になることだってあります。そう、一度も足を踏み入れたことのない場所なら尚更。某乗り継ぎの検索でも事故の影響なんたらかんたらとしか出ず、アナウンスもいつ再開するのはわからないとのこと。さすがにリュック(重い)、スーツケース(重い)、ボストンバック(めっちゃ重い)を持ち歩いていた僕にとっては中々酷な災難でした。仕方なくアナウンスで聞いた向かいの車両に乗り込むものの、前を走る車両が立て続けに運転見合わせ。つまり、前3駅分電車が立ち往生しているという状況です。ここがどこなのかもわからない。スマホで調べる気力もない。喉渇いた肩痛い(撫で肩なので痛み深刻+一生治らない肩凝り)とりあえずネガティブな思考を排除しようと無の状態でいました。
やっと次の駅に到着し、検索で出て来た車両に乗り換え。そこからはなんとかスムーズに行くことができました。
問題は、この後。父がいつも迎えに行くと言っていたのですがその後の乗り換えの電車も遅延しているとのこと。結局2駅しか違わないため乗り換え前の駅に来てもらってもいいだろうかとメッセージを送ると無事にオッケーが出たのでその駅で降りたのですが、改札を出て待っても父が来ない。電話をすれば「はっ?まだ家にいるに決まってるだろ」と逆上。あれ、家からそこそこの距離なので4駅前の駅名を送っておいたのですが…到着予定時刻じゃないと怒られました。そして待ってると言い、しばらくしてまた電話。今度はなんと父、家の最寄り駅に行き「なんでいない!」と再び逆上。僕はメッセージが画面上に残ることを盾にしてそっちがオッケーしたじゃんとひとまずの反抗をしましたが最寄りまで来いと言われました。さて、ここまで重いスーツケースを引きずりもうへとへとな僕。改札を抜けてエレベーターを乗ったとしても何度かエスカレーターや電車の乗り降りでキャスターが引っかかり何度か転倒した僕。もう無理です。疲れました。疲労とやるせなさが虚無感を押しのけて泣きそうになりましたのでそれを母に訴えると僕が求めていた駅に迎えに行くことを知っていたので父に代わりに言っておくと守ってくれました。でももう2回も逆ギレされた人の車には怖くて乗れません。ついぞパニックになった頭から捻り出し口にした言葉は「帰りたくない」でした。
ついに言ってしまいました。
旅行から帰るたびに「やっぱり家が1番」だと言う僕が初めて帰宅を拒否したものですから母もさすがに慌てて言っておくから待っててと引き留め、僕も大人しく待つことにしました。それからちゃんと父が無言で荷物をトランクに詰め、家の前で荷物を降ろしました。僕も口が重くて言えなかったのですが最後の最後に「ありがと」と呟くように伝えて家に入りました。
悲劇はそこで終わらず。
姉が代わりに僕の部屋で寝ていたようでしたが椅子に姉の服がそのままかかっておりコンセントに姉の充電器が挿しっぱなし。そこまでは片付けるなりすれば良いのですが、さすがにスタンドライトのコンセント抜いたままにするのは…結局挿さらず使うのは諦めました。なんか、家に入るまでがかなり大変だったのでネガティブなネガティブ思考がまた巡り「自分は家に必要とされていないんじゃないか」という考えが過ってしまいました。帰る日は伝えているのですから、せめて、せめてスタンドライトのプラグだけは戻しててほしかったです……。行く前はちゃんと挿さってたのに。どうやって挿さってたのかも思い出せない……。


ここまで綴ってしまったので、僕が不安定になった要因も載せておきます。
実は今回の旅行、日程から往復飛行機、ホテルの手配、観光予定諸々全部決めてスケジューリングしたの僕なんです。ソウル市内で、観光地に近く、なるべく複雑な韓国の地下鉄乗り換えを少なく、ホテルは安く抑えて駅の近く。観光は店の営業時間からそれぞれの所要時間と距離を調べ、十分にまわれる時間の確保まで。
僕、生粋のINFPなんですけどね…高校からずっとINFPしか出なかった人間なのでもちろん計画を立てるのはしんどいです。でも僕1人で行くわけではないですし海外初の子2人を連れて行くわけですし、韓国物騒でしたしなんやかんや僕が動かなければならないのは百も承知です。わかってるんです。でも、…予定立てるのに行きたいところだけ挙げてじゃああとよろしくねは僕爆発します。何度か折れかけましたし弾丸旅行にしたろうか?とも思いましたが嫌な思い出で終わらせたくなかったので頑張りました()
多分、それが仇になったんだと思います。次の予定を話しても空返事、Wi-Fiが通った瞬間SNS徘徊。何か提案を持ちかけても「あーごめん聞いてなかった」。
……楽しく、なかった?
とてつもない喪失感と不安に襲われました。もちろん慣れない環境なので疲れていたのでしょう。でも、正直僕だって余裕ないんです。安全を確保する人数2人分ですから。キャッチから離し、店員からの説明を全て訳して伝えられるの、僕しかいなかったんです。韓国語のみならず、英語だってそうでした。韓国人は第二の会話候補は英語です。だから僕は韓国語ができなくても何も言いませんでしたが、まさか英語が………………。
さすがにsyrup(シロップ、시럽)は読めてほしかった。アルコールだと思った友達2人が手にとって馴染ませてるの見て店員のお兄さんとビックリしました。


まさか、久々の不安定な時期が被るとは思いませんでした。本気で泣きながら離したのは去年ぶりだったのでそのことにも驚いています。思い出すだけでまた泣きそうになるのでやめます…。
今度はINFPらしく1人で行って来ようと思います。

以上、踏んだり蹴ったりなエンディングを迎えた韓国人による韓国旅行記でした。まだ不安定なので推しを摂取してから寝ます。
おやすみなさい。