皆様こんばんは!


 高野山は、弘法大師空海が、平安時代初期に開いた仏教の聖地です‼️



蓮の花に例えられる八峰に、周囲を囲まれお山全体が金剛峯寺の境内です。



弘法大師が、密教の道場として開いた「壇上伽藍」大師を祀る御廟のある「奥之院」という二大聖地を中心に、多くの寺院や名所、カフェやお土産店もあり、参詣者や観光客を迎えてくれます❣️



聖地の魅力を五感で感じながら、歩く空間は、清々しく、心が洗われていくような感覚になります💕💖




前日に宿坊を予約して、次の日は、朝6時からの勤行会に参加、7時半にお食事、9時前には、宿坊に荷物を預け、夕方まで、大門から金剛峯寺まで、歩きました。



朝6時からの、勤行会は、お経があがるのかと、思っていましたが、住職さんの質疑応答お話しで、1時間が終わってしまいました。

お経も少し聞きたかったと、、、


住職さんから、朝起きると、一番に皆さんがなさる事は、何ですか?と、、、


考えてみると、まず時計を見ますね。

それから、見繕いをします。


朝食の準備、家族の世話や簡単な掃除などを済ませて、仕事に出かけたり、その間に何回時計や携帯を見られるでしょうか?と、、、


朝起きて、目覚めたことに、また、今日1日が穏やかでありますようにとお祈り、感謝をする事があるでしょうか?と、、、


友人と久しぶりに会って、食事をしたり、お酒を飲んだり、話しが盛り上がりもっともっと、そこにいたいと思いながら、明日の事を考え、帰りの途に着きます。


何故でしょうか?

明日は、無いかもしれないのです。と。

私達は、今が全てで、先の事は、誰も分からないのです。


その時は、もう二度と、戻ってこないのです。


今は、世の中が不安定で、心配が尽きません。

だからこそ、祈りの世界や、心の糧になるものが、不可欠です!


住職さんのお話しを聞きながら、曼荼羅をみながら、母の3回忌を控え、お寺や神社⛩が大好きだった母の事を思い出しながら、涙があふれて止まりませんでした!


宿坊安養院は、電車やバスで移動する私には、ピッタリの宿坊でした。


緑も多く、高野山の中央にあります!


古きよき日本の風情を味わえ、背筋がピンと伸びるような、心がスッキリした感覚になりました💕





宿坊に到着しました!!





中庭です!!

落ち着いた雰囲気の宿坊でした!








お食事は、向かい合う感じではなく、横並びで、床の間と向き合う感じで、座ってお食事をいただきます。



厳かな空間の中、ゆっくりとお食事ができました💕





こんな形で、お食事をするのは、初めてと言ってもいいぐらいで、食事は、精進料理ですが、お部屋も友人と二人だけ、贅沢な空間です❣️






この日は、快晴で木々の緑や、空気感が素晴しく、

何度も深呼吸しながら、歩いて行きました💕


心地よい癒しの空間が広がっています❣️








弘法大師様の御廟に続く、奥の院の山道には、杉の巨木が立ち並ぶ中に、織田信長をはじめとして、戦国時代の歴史的人物や江戸時代の大名家の巨大なお墓がたくさんあって、圧倒されました!

凄い雰囲気でした。


また、一方では、苔むした巨大な木々のほこらに、供養碑など、ちょっと変わった墓碑もあって、微笑ましい雰囲気もあり、長い山道も全く飽きることなく歩けました。





ホッコリ、癒されます💕




奥之院


参道入り口一の橋から御廟まで、約2キロの参道の両側には、何百年も経た老杉が高くそびえ、もとには、二十万基を越える墓碑が並び、大師信仰の厚さが伺えます!!





大門


 高野山の総門で、開創当時は現在地より、やや下がった九折谷(つづらおりだに)に一基の鳥居⛩があり、現在の建物は、宝永ニ年(1705)に再建されたもので、両脇の金剛力士像は、江戸時代の仏師によるものだとか、、










大門の左手横に鳥居⛩があり、細い道が続いていました。


八重桜がまだ、咲いていて綺麗でした❣️


せっかくなので、お詣りして帰ろうかと、丁度降りて来られた方に、お聞きしましたら、健脚の人で30分、普通の人でも、40分ぐらいはかかりますよと言われ、まだまだ、これからまわるところがあり、時間と体力的なことを、考えて諦めることにしましたが、少しだけ上にあがって戻って来ることにしました💕






足元は、あまり良くないので、気をつけながら、進んでいきますが、心地よい空間ですね。





この辺りで記念撮影して、戻ることに、、




うわぁ〜❣️


見晴らしが良くて、お天気にも恵まれテンションも上がります♪⤴️


途中どんどん景色が良くなってきましたが、、、
やはり、戻ることにしました。





大門通り抜けできます!



壇上伽藍


 弘法大師が創建した真言密教の根本道場で、奥之院とともに、高野山の2大聖地として信仰されている場所であり、広い大地に金堂、東塔など、いくつもの堂塔が配置され、荘厳な雰囲気が漂っています‼️




根本大塔


 弘法大師が、高野山開創にあたり、この大塔を、真言密教の根本道場として建立されたので、根本大塔といいます!


816年から887年ごろまで、完成。

大師、真然僧正の二代を費やしました。


現在の大塔は、昭和12年(1937年)の再建だそうです。


高さ約48.5メートル、約23.5メートルの4面の偉容を誇り、内陣には、中央に胎蔵大日如来、四方に金剛界四仏、周囲16本の柱には堂本印象画伯の16人大菩薩を配して曼荼羅を立体に顕しています。


拝観料が500円かかります。




金堂


 一山の総本堂として重要な法会が営まれています!

弘仁10(819)年に、弘法大師が創建されましたが、幾度も消失し、現在の堂は、7度目で昭和7年(1932年)に再建されたものです。

ご本尊は、薬師如来です。




東塔


 天保14年(1843)年に焼失しましたが、昭和59年(1984)年に再建されたとか、、、


とても美しいです。


高野山は、山全体がパワースポットです。

壇上伽藍圧倒されました💕


見どころ満載です❣️




西塔


とても、美しく優美です❣️





金剛峯寺の石庭


 日本最大級の石庭だとか、、、


見る角度によっていろいろな姿を見せてくれます!






とても美しく、魅了されました💕





六角経蔵(ろっかくきょうぞう)


 鳥羽法皇の菩提を弔うために、皇后の「美福門院」が、1159年に建立した経蔵です。


お釈迦様の教えが凝縮された経典を収納しておくための蔵のようなものです。


この六角経蔵は、把手があって、回転させることができます!

回転する事ができるってことは、浮いているという事です!!

一周できると「一切経」を一通り読経した功徳が、得られるそうです!!

私も挑戦してみました!
重さを感じましたが、何とか回すことができました❣️


1200年の歴史ある大聖地、人生で一度は訪れてみたいと、思っていた高野山。

弘法大師の霊廟に続く奥之院の参道は、歴史の深さを感じます!!

全ては当たり前ではない❗️

美しく澄んだ空気の中で、自分のあり方を見つめ直す場所としては、高野山は最高の場所ですね‼️

高野山行くまでは、結構大変でしたが、訪れる事ができて、良かったです!

歴史ある空間で、散策しながら、感動しました💖💖💖

また、訪れてみたい所です‼️